2013 Seokjin side ページ50
『じゃぁ…、無理し過ぎないって約束してください。
もう、こんな風に倒れたりしないようにっ』
その言葉に気付かされた。
それまでは、自分に足りないものを身につける為とか、早く追いつきたいとか。
焦りや不安を埋めるように無理をするのが当たり前になってた。
けど、どんなに体が悲鳴を上げても、家族や友達に話す事はない。
決して努力を怠る事はしないけど、皆の中での飄々としてるイメージを壊したくないし、心配なんて掛けさせたくない。
力が入り過ぎてるんだって。
もう少し力を抜いてもいいんだって言われた気がした。
たった一言で、その時の俺がどれだけ救われたか。
今まで、出会った時に話し易いと感じたり、一緒にいて心地いいとか。
そういう印象ってまず外れた事はなくて、今でもずっと長く友達でいるやつには必ずそう感じた。
この“お姉さん”も、まさにそれだった。
このままだと、もう、会う事はないだろう。
そう思ったら、そんなの嫌だなって勝手に体が動いて、弁当箱を人質にとってた。
「口実になるじゃないですか。また会う為の」
冷静に考えれば、デビュー後で大事な時。
唯でさえ経営も危ぶまれる弱小事務所で。
グループの長男で、弟達を守ると決めたのに。
人生で初めてってくらい、我儘な事を思ってる。
“出会って数分で恋に落ちました”
年上の女性に、こんな言葉で告白するのは子供っぽく感じて、すぐに伝えるなんて事は出来なかった。
自分は軽い気持ちなんかじゃ決してないんだけど。
24.4.15
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
