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あれは、一年くらい前だったかな。
仕事を終えた後、移動車には俺とジンヒョンだけで。
宿舎までの僅かな時間、曲作りで慢性的な睡眠不足を少しでも解消しようと座席に体を埋めて静かに目を閉じた。
ヒョンといるのは気が楽だ。
いつも話さずとも俺の状態を読み取って、今は会話したいのか、それとも寝たいのか、どうするのが俺にとってベストかを察してくれる。
そういう事を自然とする人だ。
だからこの状態で、
「ねぇ、ユンギヤ」
って声を掛けられるのは正直驚いたし、僅かな不安がよぎった。
不安に思ったのはその声が、ひどく掠れて沈んだものだったからだ。
嫌な予感に一瞬で眠気が覚め、開いた目をヒョンに向けると、窓ガラスの外に広がる夜空をただぼんやりと眺めていた。
そういえば、この前もそうして空を見上げていたっけ。
俺は声に戸惑いを含めないように、無感情を装いながら返事をする。
「はい」
こちらに向く事はなくて、今どんな表情をしているのか気になった。
前のめりになって覗き込めば見られるだろうけど敢えてヒョンは、はっきりと読み取れない角度でいるのだと思った。
だからそのままの体勢で待つ。
重い雰囲気を嫌うはずなのに。
もし苦しく思う事があるのなら全て受け止めて共に悩みたいと思うし、それを打ち明ける相手に俺を選んでくれたなら、不謹慎だけど…嬉しく思う。
でも、返ってきた言葉は想像以上に頭を悩ませるものだった。
「お前の目に映る俺は、ちゃんと……生きてる？」
思わず息を飲んだ。
ちゃんとってどういう意味でだ？
今日だってマンネ達とふざけていたし、与えられた仕事をこなし特段変わらず一日を過ごした。
どんな時も俺には唯一のヒョンで、気づけばなんとなく隣にいて…。
質問の意図は何だ。
簡単に返事をするのは躊躇われる言葉にすっかり考え込んでいた。
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
