brown bear× Jungkook 1 ページ23
先日から始まったツアーは、ソウルでの二公演を終え、LAでの公演も終えた。
公演中は、不測の事態に備えて対応できるようにと、ステージ下の小さなモニターでしか皆を見る事ができないけど、地響きのような歓声に鳥肌が立ち、私まで高揚するようだった。
一人一人に違った魅力と役割があって、自分達でステージを作り上げて。
七人が揃ってこんな素敵なチームになるんだって、改めて皆に尊敬の念を抱いた。
だから ───、
今、目の前にいるジョングクさんの
「パンツ、みせて」
こんな言葉を宿泊先の本人の部屋で聞かされても、失望なんてしません。
『ああ…とうとう変態さんになってしまったんですね』
私の言葉にジョングクさんは腕を組んで、意味がわからないというように怪訝な顔をする。
「変態って……、なんでだよ？しかも、とうとうって。いつかはそうなると思ってたみたいな言い方だよね」
『ストイックさに片鱗が…。いえいえ、そんな事ないですよ。生憎、お見せできるようなパンツを履いてなくてですね……』
「はぁ？」
なんだかみるみる顔が赤くなっていく。
パンツを見せろなんて発言を平気な顔でする人が一体どうしたのか。
急に狼狽えて捲し立てる。
「お、俺がAの履いてるパンツ見たいなんて言う訳ないだろ⁉︎そんなの見たくもない！…いや、それは言い過ぎた、言い方良くない。
見たくないと言えば嘘になるし。
…あ。それも嘘だから！嘘だよ？嘘！…何だ、どう言えばいいんだ……Aの肌は綺麗だし柔らかかったし俺好みの…。俺何言ってんだ…」
一人で焦って辿々しく話したかと思えば呟いたり、自分にツッコミを入れたり。
目の前で繰り広げられてる状況に困惑しながらも、とりあえず“私のパンツは見たくない”事だけは伝わった。
そりゃそうだ。
見せるつもりもないし。
なんて考えてたら、大きなため息が聞こえてきた。
「買ってきてくれって頼んだの忘れた？」
顔は仄かに赤いけど口調と態度は、いつものジョングクさんに戻ったようだ。
『ああっ！そうだった』
勘違いしていた事に気づき、掌にポンッと打つ。
肩に掛けてた黒いトートバッグをテーブルに下ろし、中から取り出した物を見せると、固まるジョングクさん。
「…何これ」
『テキトーで良いと言ってたので、そのように選んだんですが』
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
