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「やっと終わりだってー。わぁっ!三人で手繋いで仲良しだね。僕も入れてっ」
テヒョンさんが私の手を掴んで仲間(?)に、加わった。
「行こー。終わりっ終わりっ!ご飯っご飯っ!」
「テヒョンア、ここでスキップしたら頭ぶつけるよ」
「あ、そっk…ッたぁー…」
ジミンさんの忠告虚しく、鈍い音と共に盛大に頭をぶつけ蹲るテヒョンさんに皆で駆け寄る。
『見せて!血は出てない⁉︎クラクラしない?』
顔を上げたテヒョンさんは、思いっきり眉を下げ、下唇を噛み、救いを求めるような潤んだ目で私を見つめる。
いたぁ〜い、と弱々しい声と涙目のテヒョンさん、こんな時になんだけど、可愛過ぎて尊い。
「コーナーガードが付いてる所で良かった」
「医療スタッフに診てもらおう」
ソクジンさんが、近くのスタッフに声を掛けに行く。
急に騒がしくなったおかげでさっきまでの、危うく気持ちが漏れてしまいそうな雰囲気が壊され、胸を撫で下ろした。
……が、
私はまだ当分、ご飯にありつけそうにない。
24.2.14
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lia | 作成日時:2024年1月23日 5時