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Jungkook side ×Seokjin 1 ページ15

宿舎に帰ると、リビングでスマホを弄ってるジンヒョンがいた。

「ジンヒョンだけですか?」
「お、ジョングガ〜。見ての通り」

俺にチラッとだけ目線を投げて、すぐスマホに戻る。
ソファの横に無造作にバッグを置いて、ジンヒョンの隣に座る。
ヒョンは、スマホから目を離さず腿に両肘をついた前傾姿勢から、机の上のスナック菓子に目一杯腕を伸ばしてぱくついてる。

ソファの背もたれに体を沈めたのを見計らって、ヒョンの太腿の上に頭を滑り込ませ、膝枕を獲得する。

「お?どうした?」

スマホから俺の目に視線をスライドさせて、首を傾げるヒョンを下から真っ直ぐ見上げる。

何も返答しないでいると俺の頭を優しく撫でる。

それが心地良くて、目を瞑って首を竦める。

……。

そこで気づく。


「…その手って、お菓子摘んだ方ですよね?」

「バレた?」
「もーっ!俺の髪で拭かないでよっ」

眉を顰めながら触られた辺りの髪の毛を手で払う俺を見て、心底愉快だというように笑う。

ほんと、油断ならない。

一通り笑うとまたスマホを弄り出す。
よほどゲームがいい所なんだろう。
太腿に乗っかってる俺の事は、もう気にもならないみたいだ。
ヒョンに真面目なトーンで話しかける。

「ヒョン」
「んー?」
「…なんで、あの人は大丈夫なんですか?」
「あの人ぉ?」
「ジンヒョンのベッドに入り込んだんですよね?テヒョンイヒョンから聞きました」

ヒョンは面白ネタとして話していたけど。

「…ああ」

あれほど目を離さなかったスマホの画面が閉じられ、俺を見据える。

「すぐ寝息を立ててたし、本当に寝ぼけただけだよ。それに、“あの人”なんて呼ばないであげてよ。俺達のマネージャーだよ?」

口元は微笑んでるのに、その表情はどこか悲しげだった。

なんで、そんな寂しそうに笑うの?
まるで自分が傷ついたみたいに。
マネージャーになってまだ一ヶ月だよ?
そんな庇うような…、ヒョンにとってあの人ってそんな守らなきゃいけない存在?

そんな顔、させたくないのに。

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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lia | 作成日時:2024年1月23日 5時

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