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他の人が見たら誤解を招くこの状況を何とか打開したい。
ドサッ
玄関のタイルに置かれる重そうな黒いバッグ。
な、なんで置いたの⁉︎
思いっきり目を見開いて、バッグとジョングクさんを交互に見やる。
一歩踏み出すジョングクさんと後退する私。
前にも感じた、探るような鋭い目に見つめられる。
「なんで、俺達のマネージャーになったの？」
『会社の辞令で。です』
「それだけ？」
『はい』
彼氏の有無と、マネージャーになった理由が絡む質問の意図が分からない。
警戒しながらも必死に頭を働かせる。
「じゃあ俺達の中に、………好きな奴がいる？」
虚をつかれ、一瞬体が強張った。
『何言ってるんですか』
ジョングクさんの大きな瞳は、そんな私を見逃さず、ゆらゆらとした熱い炎を含んでいるものに変わる。
「へぇー…誰？言いなよ」
さっきより低く出された声に、緊張が高まる。
心の中で名前をつけないと誓った思いは、他から投げつけられるとこんなにもぼろが出そうになってる。
距離を離そうとして、玄関の段差に踵を躓けて後ろにぐらついた。
『…わっ』
体を床に打ち付けるって、身構えて目を瞑った。
瞬間、反対方向へ手首を引かれて背中にもう片方の腕が回された。
気づけばジョングクさんの腕の中に抱かれていた。
私の頬には鍛えられた厚い胸。
ジョングクさんの鼓動が速くなってるのは、咄嗟の動きによるものなのか。
今の状態が、すごく…恥ずかしい。
『あ、りがと…ござ、ます』
倒れるのを防いでくれた事に感謝を伝えて、腰を引いたのに、背中に回された手は私を離してくれない。
『あの…』
「ジンヒョンでしょ」
…‼︎
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
