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柔らかい陽の光が窓から差し込んで、心地良い暖かさを頬に感じる。
あ…、この優しくて甘い匂い、好きだなぁ。
安心する。
どこで嗅いだ香りだっけ？
爽やかな朝の始まりだ。…って、目をゆっくりと開けたら ───。
「ねぇ、いくら酔ってたからって…俺のベッドで寝るのは違うんじゃない？」
私の髪に触れながら目を細めて笑う、横たわるソクジンさんの顔が間近にあった。
………。
私は朝から、宿舎に断末魔の叫び声を轟かせた。
━━━━━
「A、本当うるさい。僕もう少し寝たかったんだからね」
ダイニングテーブルに頬杖をつき、頬を膨らますテヒョンさん。
「俺なんか隣の部屋で叫ばれたからな。一発で目が覚めたわ」
コーヒーサーバーを傾けながら、私の目を見てニヤリとするユンギさん。
「可愛いっていう叫び声じゃなかったよね」
そう言って、クスクス笑うジミンさん。
「そうそう。“キャー！”じゃなくて、“ギィャァー！”だった」
口元を抑えながら爆笑するホソクさん。
「まだ耳が痛いよ」
耳を抑え頭を振るソクジンさん。
『皆さんごめんなさいっ』
恐縮して縮こまる私。
「ジンヒョンのベッドは、良く眠れた？」
揶揄うような言い方をして、ユンギさんから受け取ったサーバーからマグカップにコーヒーを注ぐナムジュンさん。
弧を描いた目を向けて、それを私の前に置いてくれる。
『ありがとうございます。…まぁ、はい』
はい。それはもう。久しぶりの熟睡です。
翌日は、仕事が午後からだからと、宿舎で少し飲もうとジミンさんとテヒョンさんに誘われた。
リビングで乾杯したら結局皆集まってきて、緊張しながらも楽しく飲み始めた所までは覚えてるんだけど。
少しだけのつもりが、どうやら飲みすぎたようで。
「ジミナぁ、バター取ってー」
バターを受け取るソクジンさんをチラリと盗み見る。
私の寝起きの顔なんて浮腫んでるし、誰にも見せたくないくらい最悪な状態なのに、目の前の人は完璧な顔で横たわってるんですもん。
その目に入れられるのも恐れ多い。
それは叫びます。
「あれ？ジョングガは？」
一人足りない事に気づいたテヒョンさんは、隣のジミンさんに尋ねる。
「まだ寝てるんじゃないかな」
「あの声を聞いて、まだ眠れてるのがすごいね」
テヒョンさん、そんなサラリと私をディスらないで下さい。
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lia(プロフ) - nasahiさん» 楽しみなんて言って貰えて嬉しすぎて私がきゅんきゅんしております✨あたたかいコメントありがとうございます (3月19日 19時) (
レス) id: 2f80daa520 (このIDを非表示/違反報告)
nasahi(プロフ) - いつも楽しみにしてます✨ソクジン推しなのでソクジンメインのお話が見れて嬉しいです(*^^*)きゅんきゅんさせていただきありがとうございます (3月19日 15時) (レス) @page43 id: 30d7aaf159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lia | 作成日時：2024年1月23日 5時
