Target ページ11
-YAOTOME.H-
上司である二宮くんと松本くんに連れてこられたのは 隠れ家風の喫茶店だった。
少しレトロな感じ。俺こういう店好きだなぁ。
カランコロン、という音を立てて 扉を開き2人に続いて中に入ると、あの夜見た コウ と名乗った人がいた。
え、なんで...?
向こうも気が付いたのか 少し目を見開いてるように見える。
ネームプレートを見ると カッコよく "YABU" と書かれていた。
え、? やぶ? コウ って名乗ってたのに、
Nm「どうしたんですか? 薮のこと見て固まってますけど...」
Hk「あ、あの...あの人って...」
Mj「翔くんたちが営んでるこのお店で働いてる アルバイトだよ。料理は出来ないけど飲み物を煎れることに関してはプロ級。どうしたの? 気になる?」
Hk「あ、、まあ、」
二宮くんたちに言ってもいいのかな...?
やぶくん? コウ? が、殺し屋だって...。
On「ニノ〜、この子借りてもいい?」
Nm「大野さん、、いいですよ」
オオノさん と呼ばれた人においでと手招きされ、厨房のようなところを通過して 裏の事務所のようなところに連れてこられた。
Hk「あの、」
On「薮の正体知ってるんでしょ〜? それ、ニノたちに言わないでね? 言ったらキミのこと...」
Hk「ぇ、、もしかして、」
On「ふふ、そうなんだよ。まあ俺は "裏" が多いけどね」
そう言って オオノさん はふにゃっと笑った。
あれ、この笑い方どこかで...あ、やぶって呼ばれた あの人も同じ風に笑ってたな、
その笑みで、葬る? って言ってた気がする。
On「キミ、特技は?」
Hk「...キミじゃないです、八乙女です...」
On「ふふ、そんな簡単に本名バラしちゃダメだよ。まあ、元締めである俺らが付いてれば平気だろうけど。それで特技は?」
Hk「一応、絵描くのは得意です、、あと、料理とかも」
On「へえ...ならさ、ココで働いてくれない?」
Yb「大野くん...? お客さんが急に来たって言って 櫻井くん困ってます、、って、え?」
Hk「あ、」
On「それホント? 早く戻んなきゃね! あ、薮。この子と話してていいよ」
Yb「え、あ、ちょっ!」
...なに、この状況...?
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あお - 五人五色の薮の呼び方で、2番目のイニシャルが“Yb”になってますよ。それって“やぶ”ですよね？光じゃないんですか。 (11月2日 22時) (
レス) @page16 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HONEY×BLOCK | 作成日時：2018年3月19日 12時
