. ページ12
常闇「……懐中電灯か、これがあればダークシャドウを使えるだろう」
障子「あっちだ、2…いや3体はある」
常闇「…行け、ダークシャドウ」
───────
「これ持っとけ」
爆豪は走りながら手榴弾を私に渡す
「使い物にならなくなった時使えや、雑魚が」
実際、どんどんと自分の聴覚が落ちていくのを感じる。でも私だって何かの役に立ちたい……
『爆豪その先の角曲がったところに1体、そのまままっすぐ行ったら2体居る！』
「ちっとは使えるじゃねぇか……しっかり掴まってろ、落ちたら怪我じゃ済まねぇぞ」
そう言って速度を上げて1体目を壊して更に突き進む。爆豪がなんか言ってるけど正直もうほとんど聞こえない、爆破音と勢いよく風を切る音が聞こえる程度
「死ねやぁ！！！」
爆豪のその声だけはハッキリ聞こえて2体を同時に吹き飛ばした後私を肩から下ろしてスタスタと歩く爆豪の横からもう1体の仮装敵が現れた
「……あ？」
あまりのスピードに車酔いのようなフワフワ感に襲われながらも立ち上がって爆豪から渡された手榴弾を仮装敵に向けて放つと凄い威力で吹き飛ばされる
爆豪いつもこんなの平然と使ってんの……あ、どうしよう、体止まらない……
壁にぶつかる、と思って居れば爆豪が私を受け止めた
「……やるじゃねぇか」
煩いくらいの耳鳴りに掻き消されそうになりながらも聞こえた爆豪の声と訓練成功のアナウンス
───────
……忘れてた、耳鳴りもすっかり治まって各チームの講評がまとめて発表される瞬間まで
あの訓練映像、リアルタイムと音声で皆のいるモニターに表示されるんじゃん……自分だってみんなのを見てたのに忘れるなんて本当にバカ…
麗日「Aちゃん爆豪くんの肩はどうやった！？」
芦戸「ドキドキした！？したよね？」
葉隠「Aちゃんのヒロイン感凄かったよ〜！」
『違う意味でドキドキしたんだから！本当に怖くて死ぬかと思った！』
蛙吹「すっごいしがみついてたものね、Aちゃん」
皆に俵担ぎのことをいじられたのは言うまでもない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ブックオフなのに本ねぇじゃん！！！ - ふっはぁぁぁぁあ…！！神ですね笑！もう、もう、、展開が素敵です！！これからの2人が楽しみですっ！応援してます！頑張ってください！！ʕ・̀ω・́ʔ✧ (2021年11月16日 17時) (
レス) @page25 id: 1a619cef46 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - 好きなんだが？？？？？ (2021年11月14日 9時) (レス) @page20 id: 1ba1957d47 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆぅ | 作成日時：2021年11月10日 18時
