爆豪は少し素直じゃない 【爆豪勝己】

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「……んだよ、悪ぃかよ」



シンとなった空気を爆豪が断ち切る。いや……悪いから反省文なんでしょうよ、



轟「悪いから反省文書かされたんじゃねぇか？」



ほら、轟に言われてるよ



「うるせぇ半分野郎」
芦戸「女友達と時間外の外出ねぇ……」
「は？勝手なこと言ってんじゃねーよ恋人だわ」



爆豪はそう言って私の肩をがっしりと組んで引き寄せた



ひぃっ、何これ
爆豪ってこんなに甘いこと出来るの？……うわ、顔あっつ




教室中が驚きの声をあげる中お茶子ちゃんと耳郎ちゃんはそんな私を見て優しく笑っていた




​───────




『…ごめんね、隠していた訳じゃないんだ。』
蛙吹「分かってるわ、顔合わせるタイミングなかなか無かったものね」


結局休み時間に書き終わらず放課後残って反省文を書いていれば女子メンツが私の反省文の手伝いをしてくれている。



芦戸「良かったじゃんA！遂にだね」
八百万「おめでとうございます！」
『ありがとう…』



皆が祝福してくれるのは凄く嬉しいんだけどやっぱりちょっと恥ずかしい



葉隠「でもなんで急に進展したの？」
『それは……』



流石に言えない……夏祭りの時爆豪にキスされて私からも部屋押しかけてキスしたなんて……


私が黙って顔をボンッと赤くしていればお茶子ちゃんが口を開く



麗日「まぁなんにせよ良かったやん！あとは反省文だけやね！」



お茶子ちゃんを見れば目が合って優しく微笑む。ありがとうお茶子ちゃん……

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