限界オタクが最推しにプラベで会うことになった件。【桃】

プラベ19日目 ページ23

ーAsideー
今日は本番の会場でリハーサル。

セトリとかわかっちゃうけどそんなのも特別な感じがして全然いい。

なによりさとみくんのかっこいいとこ独り占めできるとかいい事づくしだ。

菊「Aさんー客席側行って見ててもいーですよ！」

「え！！ほんとですか！！いってきます〜！」

私は客席側のところに回り明日の席のところらへんで全体を見回す。

こんな感じかぁ…てか…ステージちっか…

ここにいっぱいリスナーさんが埋まるんだなぁ…

そう考えるとさとみくんが遠くなる気がしてちょっと心が冷たくなった。

少しして音楽が流れ始める。

ステージの上でみんなが本番さながらに歌いながらダンスをしている。

全力でさとみくんに手をふる。

さとみくんが気づいてくれて満面の笑みでファンサをしてくれる。

今日はそのファンサも独り占め。

なんだか嬉しくなってたくさん手をふった。

休憩時間になって控室に入らせてもらった。

「お疲れ様です！！！」

さ「てーふってくれてたでしょ！！！気づいた！！」

「さすがー！！」

さ「つかれたぁ〜」

「補給します？」

さ「する〜」

さとみくんが私に肩を預けてくる。

この時間が一番幸せ

り「あーリア充滅びろー」

ジ「ちょっといちゃいちゃしすぎやんなー」

「ジェ莉犬やめてくださいこれはリアコの私が供給されてるだけなのでリア充じゃないです」

さとみくんがなんとなくしゅんとした顔をする。

こ「さとみくん…どんまい…」

「さとみくんおなかすいたー」

さ「クッキー食べる？」

「チョコないの？」

さ「なーいかなー」

「んじゃクッキーでいい」

さ「はいあーん」

「あーん」

「このくっきーうっま」

さ「夜ご飯食べきれなくなるからそんな食べちゃだめだからね」

「はぁい」

さ「じゃあリハ続けてくるからねー」

「じゃあさっきのとこで応援してる！！」

さ「は〜い！」


なんだろう…甘いね()

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