After that story (ページ14)

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NO side

ス「嵐のみなさーん、お願いしまーす！」

雅「ちょっと待って！今から俺らのニュースやるの！！」

和「全く…置いて行きますよ。」

雅「待って！今行くから！」

翔「相変わらず騒がしいなぁ。笑」

智「んふふ。」

そんなメンバーのやりとりを見守る影。

？「ほんと、変わらない。…よかった。」

ー・・・ー～

？「？？」

音のした方に視線を向けると、相葉雅紀がつけっぱなしにしていったテレビ。

？「つけっぱなしぃー…！！！」

テレビでやっていたのは嵐のニュースだった。

『国民的アイドルグループ嵐が、松本さんが亡くなってから初のライブを成功させました。
国立競技場スタート中のライブツアーは、今までに無い異例の生配信などがあり、技術面で最先端を行く嵐らしいライブとなりました。
このライブは先日亡くなった松本さんの残したノートを中心に作られたそうです。
終始笑顔を絶やさないメンバーのすぐ隣には松本さんがいるように感じる温かいライブでした。』

？「ふふっ。あのノート役に立ってよかった。」

影はそっと微笑む。

ニュースで流れた一部のライブ映像。

そこに映る4人の笑顔を見て影は安心したように、一息つく。

？「…もう、俺がいなくてもみんなは大丈夫かな。」

その一言を最後に影は空へ溶けていった。

？「ーー…。」

雅「今なんか言ったぁ？」

和「は？何も言ってないですよ？貴方今収録中ですよ？」

翔「相手チームのコメント止めないの。笑」

雅「わー！すいません！！」

智「…んふふ。」

今日も笑顔で溢れる素敵な日です。