『転生したらスライムの部下になった件について』

25話　三人 ページ30

『えっと…』




はい、私Aは今ギルドの手紙に書いてあった場所に“ミネルバナビ”を頼りに来たわけなんですが。






『ギルドの手紙に書いてあった三人はあなた達で間違いないですか？』








｢はい間違いないです〜それにしても女の子が来てくれて嬉しいです〜！あっ私の名前はエレンです！｣







｢俺はカバルで、こっちがギドよろしく頼むぜ。｣








『はい！よろしくお願いしますね。』








まぁこの三人は普通そうだし大丈夫でしょう！







…フラグ建築したかも……







《……》







まぁそんなこんなで不安を抱えつつ洞窟にはいろうとして扉を開ける私達…ってなんか魔素の濃度？量？多くない？確か暴風竜ヴェルドラだっけ？それの影響かぁ〜？







《暴風竜ヴェルドラの魔素の影響もありますが、この近くは奥の岩陰に隠れているスライムが原因だと考えています。》







…スライム!?えっ？スライムが？なんで？だってスライムって結構序盤に出てくる最弱モンスターなイメージなんだけど









《…これは私の考えに過ぎないのですが転生者かもしれません》









転生者！私と同じ…ミネルバ何かそれが確定できる方法はないの？







《相手への接触つまり話しかけることが出来れば確証付けられるでしょう…しかし前の三人がいる限り見た目がスライムな為話しかけるのは困難でしょう》








オーケーそれなら簡単







『三人共！この洞窟広そうだからさ手分けしていこう私はここらへんを探索するからさ奥の方調べてくれない？』









三人「分かりました！」









ほらね？簡単…案外バカなのかも…不安だが今はそれどころじゃない！5年もの間日本人との交流なんてなかったつまりとても楽しみ！








『ふぅ…そこの岩陰に隠れてるスライムさん？話すことはできるでしょうか？』

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