星の呼吸【鬼滅の刃】

肆拾壱 ページ44

炭「っ！」


『しまった！炭次郎！出来る限りでいいから技を出して受け身を取って!!』


(もう嫌だ、嫌だ!!絶対に大切な仲間を殺させない！)


炭「分かった！肆ノ型…打ち潮！」


『上に上がった…』


炭(圧がかかって刀を振れない！出せ！出せ！こんなところでおわるな！)


炭「弐ノ型…水車！」



炭「滝壺！うわぁ！水面斬り！雫波紋突き！捻れ渦！」


炭(こんなに連続して、技を出したことはない、両腕が千切れそうだ！)



『すごい…あんなに連続して技を出せるなんて、本当に怪我を負っているの？』


矢「まだまだ足りぬ…もっともっと苦しめ！」


炭(あと何回あと何回だ考えるな、技を出し続けろ！)


矢「まだだまだ…足りぬぅ…」


矢印鬼が塵になった瞬間、矢印は消えた。


『っ！炭次郎！』


落ちた炭次郎の元に行くと、息が上がっていて危険な状態だった。


炭「禰豆子…珠世さん…愈史郎さん、橙真。」


『炭次郎！駄目だって』


炭「駄目だ、鬼がいるんだ倒さなくちゃ…」


『でも！……分かった肩を貸すから、それと鬼は私が倒すそこに行っても見てるだけ、今無理に動こうとしたら死ぬ。』


炭「でもっ！」


『炭次郎！だから、もう私の大切な人には死んでほしくないの…！』


炭「！…分かった、早く向かおう。」


『うん…』

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