参拾陸 ページ39
炭次郎(鬼は二人、位置も分かっているだけど…)
炭次郎「珠世さん!愈史郎さん!」
炭次郎(だめだかばう余裕が無い)
珠世「私達は治りますから気にしないで!」
愈史郎「おい!間抜けな鬼狩り共!矢印を見れば方向がわかるんだよ!矢印を避けろ!」
炭次郎「矢印?」
橙「何も見えないぞ?」
『…私達は、鬼じゃないのよ、見えるわけがないでしょ?(怒り中)』
愈史郎「たくっ!そんなのも見えんのか、俺の視覚を貸してやる!そしたら毬女の頸くらい切れるだろう!」
愈史郎は紙を三枚飛ばしAと橙真と炭次郎のおでこにつけた。
炭・A・橙(っ!見えた!この矢印で毬の軌道を!動かしていたんだ!/変えていたのね。)
炭次郎「愈史郎さんありがとう!俺達にも矢印見えました!」
愈史郎「ならさっさと倒せ!」
炭次郎「禰豆子!禰豆子外だ木の上にいる鬼を頼む!」
(刀はまだなの!?避けてるだけじゃ倒せない!)
禰豆子「んっ!」
橙「えー…僕もしかして頼りにされてない?悲しい…」
朱紗丸「耳に花札をつけたような鬼狩り、間違いないあのお方に首を持ってこようぞ!」
橙「はぁー僕には目もくれない…やっぱり弱いと思われてるのかな?」
朱紗丸「キャハハハハハハ楽しいのう!?」
毬が炭次郎を追いかけて攻撃する。
炭次郎「禰豆子まだか?…っ!」
炭次郎の首に毬が当たりかけた瞬間
橙「全集中・色の呼吸…弐ノ型青天白日(せいてんはくじつ)。」
息を呑むほど綺麗で真っ青な目をした橙真が毬を切った。そして炭次郎の方をその綺麗な目で向き聞いた。
橙「大丈夫?」
炭次郎(なんて綺麗で真っ青な目をしているんだ、さっきまで灰色だったのに。)
橙真の目はもともと、キラキラした灰色だったので、炭次郎はその目に見惚れていた。
橙「炭次郎?おーい?もしもーし?大丈夫?」
炭次郎「あっ…うん大丈夫!ありがとう、強かったんだな…」
炭次郎(あの速さの毬をまさか橙真が切れるなんて思いとしなかった。)
橙「あー!以外って顔…まぁいいけどさ!それより今は戦闘中!早く構えて!」
ラッキーアイテム
吹雪の日輪刀
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ゆりな - 作品面白かったです!私は小説とかうまく書けないからこれだけ評価高いとすごく感心します。続編も読んでみようと思います! (10月15日 13時) (レス) id: a36aa2a42f (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - 子瑠璃とかバチくそ可愛い鳥で草。でも青色だし案外夢主ちゃんの肩にのってたりしたら絵面良さそう…!! (10月12日 19時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
氷柱 - 氷の呼吸 壱の型 つらら刺し あんまり思いつかなかった www (2021年2月10日 13時) (レス) id: 9a0c46490f (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 私の名前、鴉と被っちゃう率が高すぎる…(笑) (2020年11月22日 16時) (レス) id: 95ea5261ad (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 神無月さん» 終盤の結構強い仲間役にいそうw機会があったら参考にします! (2020年7月19日 10時) (レス) id: cf78d4795e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みりん | 作成日時:2019年12月7日 19時