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天月｢これで声優お終いかぁ…｣
江口｢お終いじゃないでしょ。ただ休むだけ｣
木村｢社長と一緒に大きなプロジェクトだなんてすごいことなんだからさ、頑張ってね｣
天月｢うん、頑張る｣
梅原｢また呑み行こうな｣
西山｢家にもお邪魔させてね！｣
天月｢はい。楽しみにしてます｣
悠木｢一応最後なんだから笑顔で言いなよ笑｣
江口｢まーまー無気力なとこも可愛いから｣
西山｢ほんと甘いですね笑｣
天月｢えー…笑顔で、か｣
私は喉に手を当てて数回咳払いをしたあと数トーン高い声でこう言った。
天月｢みなさんありがとうございました〜！1年後、声優としてお仕事出来る日を楽しみにしてますね！大好きですよ！
はい、これでいいですか｣
私がそう言うとみんな大爆笑をし始めた。え、なんかおかしいことした？
悠木｢急に素に戻るやめてwww｣
西山｢それ前演じたぶりっ子の声w｣
梅原｢今のはやばいw｣
木村｢声の高さ変わりすぎw｣
江口｢ねえええそれは反則w｣
え？え？待ってなんで笑ってんの理解出来ない。
悠木｢あんたはほんと自分の面白さがわかってないw｣
木村｢でもAらしいw｣
天月｢ありがとう……？｣
悠木｢じゃー天月さん、そろそろ行きますか｣
天月｢そうだね。では失礼します｣
楽屋から出てあおちゃんの方を見ると少し涙目になっていた。
天月｢え、なに泣いてるの？｣
悠木｢あんたはほんとにもーー！引いたような目で見るな！｣
天月｢いやいや泣くとこなかったでしょ｣
悠木｢私からしたらAと仕事出来ないのが辛いの｣
天月｢そうなんだ｣
悠木｢興味持とうよ｣
その後あおちゃんと一緒に病院に行ってリハビリをした。何事もなく終わったし治ってきていると言われたのですごい安心した。
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作者名：空白 | 作成日時：2021年4月6日 21時
