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私はあまラジを終えて次のアルバムの打ち合わせに行こうと楽屋で荷物をまとめていた。
江口｢A、誕生日おめでとう｣
天月｢ありがとうございます。ちょ、なんで膝まづいてるんですか！？｣
江口｢俺からの誕生日プレゼント｣
拓さんは私の右手を取ると小指に指輪をつけた。そして軽くキスをした。
天月｢ちょ、拓さん！？///｣
江口｢なーに顔赤くしてんの笑｣
拓さんは立ち上がって私の頭を撫でながら次は薬指にはめるから、と耳元で囁いた。
天月｢じゃあプロポーズは私からしようかな〜｣
江口｢え、Aさんイケメン彼女になるんですか？｣
天月｢誰も拓さんにプロポーズするなんて言ってないんですけど｣
江口｢ええ〜じゃあ誰？｣
天月｢私のことが大好きで今さっき軽くプロポーズした人にプロポーズします｣
江口｢俺じゃん｣
天月｢あーでもやっぱプロポーズはされたいかも｣
江口｢どんな風にされたい？｣
天月｢拓さんからなら何でもいいですよ｣
江口｢あ、俺って認めた｣
天月｢あっ…私打ち合わせ行ってきます｣
江口｢ねえええ逃げないで笑｣
天月｢じゃあ来年の誕生日…一緒にお酒飲んでください｣
江口｢いいよ〜！その時にプロポーズしようかな｣
天月｢あ、私22まで独身でいるつもりなんで｣
江口｢なんで22よ笑｣
天月｢大人になったかばりなので22までは独身でいるんですぅーー。でもお隣は固定なんで安心してくださいね｣
江口｢お隣さんは誰か聞いてもいいですか？｣
天月｢髪色コロコロ変えてて毛根虐めるのが好きでお酒好きで私に軽くプロポーズした人ですね｣
江口｢いや俺じゃん｣
天月｢誰も拓さんとは言ってませんよ？｣
江口｢え、俺じゃないの？｣
天月｢さーーー？もしかしたら梅さんかもしれませんね｣
江口｢梅ちゃんは髪色コロコロ変えないでしょ｣
天月｢あ、私そろそろ打ち合わせ行かないと｣
江口｢ちょ、また逃げようとする笑｣
天月｢ほんとに時間やばいんですってー｣
江口｢あ、そうなの？ごめんごめん｣
天月｢アルバム発売したらプレゼントしますね｣
江口｢お、まじ？やった！｣
天月｢じゃあ打ち合わせ行ってきます｣
江口｢はーい。行ってらっしゃい｣
私は拓さんからつけてもらった指輪を付けながら打ち合わせをした。スタッフさんから今日はすごい嬉しそうですねと言われた。誕生日だからかな？それとも指輪のおかげ？笑
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作者名：空白 | 作成日時：2021年4月3日 20時
