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天月｢終わりました｣
私は収録を終えるとすぐに拓さんの元へ向かった。そして後ろからぎゅっと抱きしめた。
江口｢どうしたー？｣
天月｢早く帰ろうよ｣
江口｢まだ仕事あるんだけど笑｣
天月｢んー…わかった。待ってる｣
江口｢あと胸当たってるんですけど｣
天月｢私にどうしろと｣
江口｢離れて欲しいです｣
天月｢やだ｣
江口｢抱きつくのやめてください｣
天月｢やだ。ここについてる胸が悪い。私は悪くないもん｣
全員｢ぶっwwwwwww｣
天月｢ねーーー早く収録してきてよ｣
江口｢まだスタッフさんに呼ばれてないでしょ！笑｣
天月｢じゃあ早く呼ばれてよ｣
江口｢そんな無茶な｣
悠木｢A、江口さん困ってるじゃん。離れなよ｣
天月｢私をいじめた罰だからいーの｣
悠木｢Aって意外と甘えるんだ…｣
西山｢なんか…今だけ年下感強い｣
梅原｢いつもあれだと可愛げあるのに｣
私は3人がそんな話をしているとは知らずに拓さんにベッタリだった。嫉妬させる拓さんが悪いんだからね。私は悪くないもん。
ス｢次、江口さんお願いします｣
江口｢はーい。じゃ、俺行ってくる｣
天月｢やだ行かないで｣
江口｢どっち笑｣
さすがに収録に行かせない訳にはいかないので渋々離した。でもちょっと意地悪したくなったから耳元で
天月｢拓也頑張って｣
と囁いた。拓さんは顔を少し赤く染めて楽屋を出たけどそんなの知らない。
天月｢さーて。台本チェックしなきゃな〜｣
悠木｢あんた…意外とSなのね…｣
天月｢ん？そうなの？｣
西山｢さっきパイセンになんて言ったの？｣
天月｢んー…内緒！｣
私はみんなにウインクをして台本に目を向けた。あーこのキャラって関西弁で話すんだったな。練習しとかないと。
悠木｢こいつやっぱ天然タラシだ｣
西山｢さっきのはずるい｣
梅原｢ファンの前だと明るくなるのがほんと不思議なんだけど。俺たちとファンの差はなに？｣
木村｢まーあいつはそういうやつだから…｣
石川｢人格2つありますよね。控えめに言って凄いです。｣
岡本｢え、人格2つあるのすごいの？｣
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江口｢終わりました〜｣
天月｢遅い｣
江口｢ごめんごめん。すぐ準備するから待って｣
天月｢今日家行っていい？｣
江口｢いいよ。このまま直行？｣
天月｢うん。泊まる。｣
江口｢晩御飯何がいい？｣
石川｢会話が夫婦なんだけど｣
悠木｢もう早く結婚しろ｣
西山｢パイセン襲っちゃダメですよ！｣
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作者名：空白 | 作成日時：2021年4月3日 20時
