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『まあ落ちた理由は他にもあって』

家入「そろそろ夜蛾センから愛想つかされそう」

『もうつかれてるよ?』

夏油「そんな自慢げに言うことじゃないよ」

『もう夜蛾先生はどーでもよくて!
術式使わなかったら加味!使え!って怒鳴られたんだよね』

五条「ふーん…使わなかったんだ」

『悟、私の心の中読めるの!?すごいね!そう!使わなかったの!』

夏油「もしかして呪具だけで特級祓ったのかい?」

『さすがに特級には使ったよ笑 見られてなかったけど』









お茶を1口飲むと今度は悟が頭にチョップをしてきたので危うくお茶を吹きこぼしそうになった。危ない危ない。こんな所で吹いたら私が殺される。夜蛾先生に。









『酷くない??呪具だけで1級祓ったんだよ!?なんで落ちるの!?』

家入「そりゃ、任務中に電話なんてするやつ1級にしたくねぇだろ」

『まーまー。そのうちまた推薦来るから大丈夫だよ』

五条「そのままだと万年2級だぞ」

『本当は特級です。加味Aです』









私が特級並の実力があるのは本当。それは最強コンビである悟と傑も認めている。さすがに2人には勝てないけど。


でも良いチャンス逃しちゃったなー…もし1級になってたら単独も増えたのに。単独は何回かしかやったことないけど気にせずやれるから楽なんだね。









『今日はそんな理不尽な理由で落とされた加味Aちゃんの慰め会を開きましょう』

五条「また面倒くさくなるぞ」

家入「とりあえず潰して黙らせるか」

夏油「そうだね」

『はっはっは。私を舐めてもらっちゃ困るなぁ?お酒強いんだぞ?テキーラなんて10L余裕で飲めちゃうぞ?』

家入「じゃあほれ。テキーラ」









水や炭酸で薄めていないテキーラを飲んだ2時間前の自分を殴りたいです。戻れるなら2時間前に戻りたい。いや…先週の1級のやつ…いや、中学の頃…いや、この頭脳のままで小学生に戻りたい!!




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作者名:空白 | 作成日時:2021年6月9日 23時

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