夏油傑の悩みの種 (ページ36)

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夏油傑 side

Aを運んで2時間ほど経った。熱があるんなら早く言って欲しいよ…

本当に心配をかける天才だよ、君は。

潮凪「傑くん、もうすぐ任務の時間だよ」

夏油「もうそんな時間か…ありがとう」

ベッドで寝息を立てているAは顔を赤く染めていて、どこか苦しそうで、放っておけない。それは多分Aが好きだしこの間のようになって欲しくないからだと思う。

彼女の小さな頭を優しく撫でて、任務へ行こうと思い立ち上がろうとした。

『す…ぐる…行かないで…』

か細く放ち、私の腕を掴んだ。その手はとても震えていた。

夏油「A…」

『1人に…しないで、』

無意識なのだろうか。目に涙を薄ら浮かべて助けを求めているようだった。こんな表情は見たことがなくて私も梨花も驚いた表情を隠し切れなかった。

夏油「すまない…私はこれから任務が、」

潮凪「傑くん、大丈夫だよ」

夏油「しかし梨花1人に負担を…」

潮凪「今回の任務は前に呪霊に襲われた人達への顔出しみたいなものでしょ？私1人でもできるよ！それに私より傑くんや悟くんの方が大変なんだし、今回ぐらいサボってもいいんじゃないかな笑」

太陽に負けないぐらいの笑顔を見せてくれた梨花。「ありがとう」と小さく呟くと「いえいえ！」と言って静かにその場を去った。

Aが梨花のことが大好きな理由が少しだけ分かった気がするよ。

夏油「私はここにいるからゆっくり休むんだよ」

『うん…ありが、とう』

表情は相変わらず苦しそうだったけどニカッと眩しい顔で笑うのは変わらないみたいだ。

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投稿サボってすみません！！
マジでネタが思い浮かばなくて…オリキャラ出すなら原作フル無視の方が書きやすいよなぁ…ってことで原作フル無視してます笑

こういう展開入れて欲しいとかあったらコメントください！

それと、今日ヒロアカの映画が上映されるのでヒロアカの方も出したいなーーーーーーなんて思ってます。下書きで2つほど試しに書いてるんですけど人様に見せれる程に書けたら出します！

引き続き『夏油傑の悩みの種』をよろしくお願いします！

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