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『お、恵おはー』

伏黒「おはよう。昨日は大丈夫だったか?」

『え?大丈夫って?』

伏黒「五条先生がおぶって部屋まで運んでたから、疲れてるんじゃないかって思って」

『…それもしかしてみんな見てた?』

伏黒「あぁ。俺と2年の先輩方は見てたぞ」









うっわー…恵だけならまだしもパンダ達にも見られてたのかぁ…恥ずかしい…







伏黒「何顔赤くしてんだよ…」

『なんで引いてんの!?こっちは恥ずかしいの!!』

伏黒「何でもいいから早く準備しろよ」

『分かってるよー。ご飯まだだから食べてから行くね。これよろしく』

伏黒「っと…危ねぇな。刀投げんなよ…」

『お腹空いた〜…』

伏黒「おい!遅刻すんなよ!」

『分かってまーす』









恵に刀を持たせておにぎりを食べながらある場所へ向かった。

















『失礼しまーっす。がくちょーいる?』

夜蛾「ノックぐらいしろ」

『ごめんごめん』

夜蛾「敬語を使え」

『あのさ、話なんだけど今大丈夫?』

夜蛾「大丈夫じゃない、と言ってもどうせ話すんだろうな」

『よーく分かってんじゃーん笑』









学長の目の前の椅子に座り足を組んだ。態度がなってないとか関係ない。大事な話するために来たんだもん。








『…来月辺りかな。出張あるんでしょ』

夜蛾「なぜお前が知っている」

『なぜって…兄さんずーっと言ってたよ?来月出張だから寂しくなるなーって』

夜蛾「悟…アイツ何やってんだ…」

『それに私も連れてって』

夜蛾「駄目だ」

『えーー!なんで!』

夜蛾「実力は特級に並ぶとはいえまだ入学して日も浅い。それに俺の信頼をまだ得てないだろ」

『…なに、それ』








信頼を得てない?呪術師に信頼も何もいらないでしょ。実力さえあればいい。兄さんだってそのはず。兄さんと私の何が違うの?








夜蛾「はぁ…分かっていないんだろうな」

『さっきから何言ってるか分かんないんだけど』

夜蛾「それを解らせてやる。今回は特別だぞ。連れて行ってやる」

『ほんと!?やったー!』








その場に立ち上がりピョンピョンと跳ねるとただし、条件があると言って指をさしてきた。はー?条件とかダルすぎ…









夜蛾「自分勝手な行動はしないこと。全部が全部、百鬼夜行事件のように上手く行くと思うな」

『百鬼夜行事件のこと知ってるんだ〜!あの時めっちゃ楽しかったんだよね!』



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たなみ - 面白いです!!更新頑張ってください!生得領域ですよ漢字間違ってます(小声) (2021年6月6日 19時) (レス) id: 8db3979677 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空白 | 作成日時:2021年5月24日 7時

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