9 ページ9
『お、恵おはー』
伏黒「おはよう。昨日は大丈夫だったか?」
『え?大丈夫って?』
伏黒「五条先生がおぶって部屋まで運んでたから、疲れてるんじゃないかって思って」
『…それもしかしてみんな見てた?』
伏黒「あぁ。俺と2年の先輩方は見てたぞ」
うっわー…恵だけならまだしもパンダ達にも見られてたのかぁ…恥ずかしい…
伏黒「何顔赤くしてんだよ…」
『なんで引いてんの!?こっちは恥ずかしいの!!』
伏黒「何でもいいから早く準備しろよ」
『分かってるよー。ご飯まだだから食べてから行くね。これよろしく』
伏黒「っと…危ねぇな。刀投げんなよ…」
『お腹空いた〜…』
伏黒「おい!遅刻すんなよ!」
『分かってまーす』
恵に刀を持たせておにぎりを食べながらある場所へ向かった。
・
『失礼しまーっす。がくちょーいる?』
夜蛾「ノックぐらいしろ」
『ごめんごめん』
夜蛾「敬語を使え」
『あのさ、話なんだけど今大丈夫?』
夜蛾「大丈夫じゃない、と言ってもどうせ話すんだろうな」
『よーく分かってんじゃーん笑』
学長の目の前の椅子に座り足を組んだ。態度がなってないとか関係ない。大事な話するために来たんだもん。
『…来月辺りかな。出張あるんでしょ』
夜蛾「なぜお前が知っている」
『なぜって…兄さんずーっと言ってたよ?来月出張だから寂しくなるなーって』
夜蛾「悟…アイツ何やってんだ…」
『それに私も連れてって』
夜蛾「駄目だ」
『えーー!なんで!』
夜蛾「実力は特級に並ぶとはいえまだ入学して日も浅い。それに俺の信頼をまだ得てないだろ」
『…なに、それ』
信頼を得てない?呪術師に信頼も何もいらないでしょ。実力さえあればいい。兄さんだってそのはず。兄さんと私の何が違うの?
夜蛾「はぁ…分かっていないんだろうな」
『さっきから何言ってるか分かんないんだけど』
夜蛾「それを解らせてやる。今回は特別だぞ。連れて行ってやる」
『ほんと!?やったー!』
その場に立ち上がりピョンピョンと跳ねるとただし、条件があると言って指をさしてきた。はー?条件とかダルすぎ…
夜蛾「自分勝手な行動はしないこと。全部が全部、百鬼夜行事件のように上手く行くと思うな」
『百鬼夜行事件のこと知ってるんだ〜!あの時めっちゃ楽しかったんだよね!』
・
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たなみ - 面白いです!!更新頑張ってください!生得領域ですよ漢字間違ってます(小声) (2021年6月6日 19時) (レス) id: 8db3979677 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空白 | 作成日時:2021年5月24日 7時