歌手と有名声優の甘い恋 (ページ46)

今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:54,710 hit

45 ページ46

LIVEの準備をしているとあっという間にLIVEの日に。私が楽屋でスマホをいじっていると誰かが入ってきた。

江口｢やっほ！緊張してる？｣

天月｢拓さん！緊張しないようにいつものルーティーンしてるんですよ笑｣

江口｢そういえばいつも落ち着かせるためにスマホいじってるよね。何見てるの？｣

天月｢写真です。推しの写真とか…友達と撮った写真とか｣

江口｢へー、見せて｣

拓さんは私の首元に顔をぐいっと近づけてきた。あの近いです。心臓バクバクいうんでやめてください。私が心の中でそう思っていると私の楽屋が開いた。

優｢こんにちは｣

天月｢あ、優！｣

江口｢えーと…お友達さん？｣

天月｢はい！同じ高校で…私を1番応援してくれたから見てもらいたいなって思って｣

優｢ほんとは応募するつもりだったんですけどね笑｣

天月｢だって倍率高いって噂だったからさー…あ、そうそうこれ見て！ここのスカートのフリフリ可愛くない？｣

優｢あ、ほんとだ。似合ってるよ。｣

そう言いながら優は私の頭を撫でてきた。なんかこの感じ、久しぶりだな。

ス｢天月さん、そろそろスタンバイお願いします｣

天月｢あ、はい！じゃあ行ってくるね。拓さん、優、またあとで！｣

私は2人に手を振ってステージの裏にスタンバイをした。緊張…大丈夫、全然してない。拓さんと優のおかげだな。そういえば優はまたかっこよくなってたな。どうせモテるんだろーなー笑

私はそんなことを思いながらステージの上に足を運んだ。