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story15 ページ16
?「A…?」
私を呼ぶ聞き慣れた声の主は、
幼馴染の秋紀だった。
「ちょっと…お前、何してんの…?」
こちらへ駆け寄ってきた秋紀は、
傘を差し出してくれた。
「…何かあったんだろ?
話、聞くから。
風邪ひくから、取り敢えず俺の家行くぞ。」
『秋紀…ありがとう』
私は秋紀に言われるがまま、ついて行った。
道の途中、秋紀は私の肩を優しくさすりながら、黙って隣を歩いてくれた。
でも、この時は、
まさか“あの人”が見ていたなんて、思ってもいなかった。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:凛夏 | 作成日時:2019年8月11日 15時