恋に恋する一途な乙女 【我妻善逸】

#5 ページ7

炭「何してるんだ道の真ん中で
その子は嫌がっているだろう！！」

A「大丈夫？君…怪我はしてない？
少し着物が汚れちゃったね…」

善「あっ隊服 お前らは最終選別のときの…」

炭「お前みたいな奴は知人に存在しない 知らん!!」

優しそうな炭治郎だけど怒ると怖いなあ

善「えーっ!!会っただろうがお前の問題だよ
記憶力のさぁ！」

A「あー！二人ともやめなよ！
君もう大丈夫だよ！お家に帰りな！
それとも送って行こうか？」

少女「大丈夫です！ありがとうございます」

善「おいーーっ!!その子は俺と結婚するんだ！
俺のこと好きなんだから！」

バチンッ

A「キャッ やめて！落ち着いて！」

少女「いつ私が貴方を好きと言いましたか!!
私には結婚を約束した人がいますので
ありえません！さようなら！」

善「まって！！まっ……」

A「気をつけて帰ってね！さようなら！」

善「なんで邪魔するんだ…何なんだよその顔!!」

炭治郎が変な顔してる！

A「ふっふふっ！」

善「なんで笑っているんだよぉー！！
だったら君！責任とれよ！！」

A「えっ…責任取るってことは…結婚…するの……？」

善「へっ！？あっああそうだ！君！君結婚してくれ！！」

A「私でいいなら…///」

やっやばい結婚なんて…師範に伝えないと…

「「「えっ」」」

善「いいのっ！！やったぁぁぁーー！！」

炭「A…Aはそれでいいのか…？」

A「実は一目惚れしてて…あー恥ずかしい…！」

なんで言っちゃったんだろ…恥ずかしい…

炭「とりあえず！落ち着こう！二人とも！
まだ会って数分しか経ってないんだ！早すぎるぞ！」

A「そうだね…確かにまだ会って間もないし…
やっぱりごめん…」

善「またお前のせいで結婚できなくなった
じゃないかよォーー！俺が結婚出来るまでお前は
俺を守れよな！｣

炭「俺の名は竈門炭治郎だ！！」

善「そうかい!!ごめんなさいね 俺は我妻善逸だよ
助けてくれよ！炭治郎！！」

善逸って言うんだ…素敵な名前だな…

A「私は恋華A！よろしくね善逸！」

善「へっ……？よっヨロシク…｣

炭「善逸の気持ちもわかるが雀を困らせたらダメだ」

善「えっ困ってた雀？なんでわかるんだ？」

もぐもぐしてる姿もかわいい…

善「鳥の言葉がわかるのかよ！？」

A「すごいね！」

善「嘘だろ！？俺を騙そうとしてるんだろ！」

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