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しばらくして、警察とかなんか色んな人が来て。
大毅のマネージャーらしき人に、
“あなたも来てもらえますか。”
って他のイケメン達と大毅と一緒にワゴン車に乗せられた。
神「 俺、神山智洋って言います。 大丈夫やから、少し話聞くだけやし。一緒に来てもらえるかな。 」
私を宥めてくれたイケメンは、神山さん。
大毅を止めに入った2人は、桐山さんと中間さん。
『 、、ほんとすみませんっ、、。』
中「 大丈夫やから、Aちゃんなんも悪くない。」
桐「 ん、腕とほっぺ冷やそな? 」
子供みたいに、びーびー泣いてる私に
みんな優しくて。
車の中で、大毅だけが黙ってた。
中「 ほら、しげ。 なんか言うたれや。」
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重「 、、しっかりしろやぼけ。」
『 、、、は? 』
重「 何が痴話喧嘩や、お前嘘下手やねん。
本当に好きな恋人やったらそんな説明とかせんと
“邪魔すんな!”ってどっか行くやろ。 」
“ お前 、俺の事嫌いなんやから。 ”
前を向いて、淡々と話す大毅。
嫌いなわけないじゃないか、
ただ、
小さい頃にいるのが当たり前だった大毅が
いつもの公園に行ってもいなくて。
家に遊びに行っても、
「 ごめんな、Aちゃん。大毅レッスンやねんて。 」
おばさんにこう言われる一方で。
たまに帰ってきた大毅に 、
“ おう!A、久しぶりやな!”
って笑いかけられても
私はどうすればいいかわからなかっただけだ。
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桃果(プロフ) - いつも作品を大変楽しく拝見しております。ここからどう転ぶのか…展開もとても気になります…!次の更新もとても楽しみにお待ちしております! (2021年5月14日 18時) (レス) id: b698749fb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる。 | 作成日時:2021年4月10日 13時