6 ページ6
.
正直、椎木さんの手が私から離れて
大毅の背中を目の前にして凄く安心したけど。
大毅はアイドル、芸能人で。
すぐさまこの状況がやばいと気付いた。
『 、、なに殴ってんの、、。 』
うずくまる椎木さんを見て、立派な暴行やと感じる。
「 、、なんやねん。ただの痴話喧嘩やって言うたやん。」
重「 じゃあなんでAの腕と頬腫れてんすか。」
やめて、あかんって。
.
.
「 、、その女がいつまで経ってもやらせてくれへんからやん。 男やったらわかるやろ?(笑) 」
.
.
ああもう 、最悪。
大毅にこんなん聞かれるなんて、 って思った瞬間
重「 お前ほんま喋れんようにしたるわ。 」
大毅が椎木さんに馬乗りになってもう1発殴った。
『 、、ほんま何してるん!!!やめて!! 』
私が止めても 、大毅の力には敵わなくて。
後ろから走って追ってきたさっきの数人のイケメンが、
「 しげ!!!!お前何してんねん!!! 」
って止めに入って。
1人のイケメンは、
「 、、見らんとき。 」
って涙の止まらない私を少し離れた所に連れてって宥めてくれた。
ああもう、
これで大毅が芸能活動できんくなったら
どう責任取ればいいんかって、
自分の腕とか頬の痛みより
そんなことばっか考えていた。
.
353人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃果(プロフ) - いつも作品を大変楽しく拝見しております。ここからどう転ぶのか…展開もとても気になります…!次の更新もとても楽しみにお待ちしております! (2021年5月14日 18時) (レス) id: b698749fb3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まる。 | 作成日時:2021年4月10日 13時