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しばらく写真を撮っていると重村さんに声を掛けられた
重村「どう？撮れた？」
A「はい！」
重村「フォルダ見てもいいかな？」
A「はい！大丈夫です！」
そう言って重村さんにカメラを渡して撮った写真を見てもらった
重村「え、本当に選手を撮ったりするの初めてなの？」
A「はい、そうです」
重村「ええ、俺より上手なんじゃない？ま、言っても俺も普段はなかなか選手が動いてる時は撮らないけど、」
中野「ちょ、ちょ、重さんどうしたんすか？そんなびっくりした声出して」
重村「いや、、あ、山下さんこれ倭にも見せていい？」
A「はい！全然大丈夫です」
中野「あ、これAちゃんが今撮ったの？」
A「はい」
中野「…」
え、倭くんどうしたのかな？
中野「え、Aちゃん天才？めちゃめちゃ上手いやん！」
重村「ほんと上手だよね。でもこうやって選手を写真に撮るの割と初めてらしいよ」
中野「マジすか…もうある意味才能だよ、これは、」
A「あ、ありがとうございます、、」
こうやってお二人に褒めて貰えてちょっと自信がついたかも
広報の仕事がどれくらい出来るかわかんないけど自分がやれるだけやってみようと改めて感じた
重村「ん？てか名前呼びなの？」
中野「あ、そうなんすよ。ね、Aちゃん？」
A「はい」
重村「仲良くなるの早っ！笑」
中野「やっぱり俺コミュ力高いんで」
なぜか誇らしげそうな倭くん
中野「あ、これAちゃんが良かったら他の人にも見せていい？？」
A「全然大丈夫です」
中野「ありがとう！これAちゃんのカメラだよね？大事に扱います」
そう言って倭くんはカメラを大事に抱えて他の選手の方々に見せに行った
重村「何か嵐みたいだったな、笑 」
A「ですね」
重村「倭も言ってたけど初めてにしては普通にいいと思ったよ。にしても名前呼びになってたのはびっくりしたけど」
A「3つしか離れてないから名前呼びにしてって言われて、」
重村「なるほどね、」
選手の方に目を向けると皆さんでカメラを覗き込んで時折びっくりしたような表情をされている
大丈夫かな、、
選手の方たちが写真を見ているとしばらくして倭くんともう一人の方がこちらにやって来た
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2024年1月23日 17時
