神山(妹)は甘えん坊の天使です。~病短編~

・ ページ5

重岡side

あのままずっとくっついてた未羽だけど、

どんどんぐったりしてきた。


もう見てないフリできひんな、、、。


重岡「未羽、俺の膝おいで」


貴方「???うん」


そーいって正面向かせて未羽を乗っけとく。


重岡「具合悪いんやろ…??


寄っかかっててええから休んどき」

あくまで小さい声で。
本人は周りにバラしたくないみたいやからね。


貴方「ごめん…ありゃと…っ」


重岡「ええよ〜。」

そのまま軽くギュってして背中をとんとんしとく。

鼻詰まりらしく口呼吸しとる息は荒い。


せやけど10分くらいしたらなんとか寝付いてくれた。


…え！？


誰も気づいてへんの!?


智洋「しげ、なんつー顔してんねん笑

…気づいとるで。

未羽いつもわざわざマスクつける人ちゃうし。

朝からべったりやけどおでこ触ろうとしたら逃げるし。」


淳太「俺も未羽がふらついた時からなんとなく気づいてはったわ」


流星「俺楽屋入った時点で気づいてたで。」


流星はこういう時だけ感鋭いねんな。


照史「嘘やん。俺なんも気づかんかった」

望「俺も…。」


重岡「あひゃっ笑」


智洋「んで、どーするん…熱、測った方がええやんなぁ」


重岡「せやな。」


望「俺借りてくる！」





智洋「ちょっとごめんなぁ…。


あかん、体がまず熱いわ。」





重岡「お、体温計鳴ったで。


39.6、、、高いなぁ…。」


流星「寒そうやし、まだ上がると思うで。」

そういって自分のパーカーを着せる流星。


照史「ちょ笑 流星のはデカすぎるんとちゃう？笑笑」


流星「まぁええやろ。」

・→←無理しすぎ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す