十話 ページ15
アリシア視点
『まぁ!いい反応をしてくれますね!』
ブリュンヒルデ『は、はぁ。それより何故ここに?アリシア様が来るような所ではないでしょう』
ゲル『そ、そうっすよ!何故ここにアリシアお姉様が?』
ブリュンヒルデもゲルも驚いていた。無理もないアリシアが来るような場所じゃないからだ。
『気になったんですよ。ここに来れば全体を見渡せるでしょう。でも一つ嫌な事と言えば目の前に神側の主神がいる事ぐらいですね』
ブリュンヒルデ『なるほど……そう言う事でしたか。ならば一緒にみましょうか』
ゲル『アリシアお姉様も一緒にみましょう!!』
『ありがとうございます。では見させてもらいましょうか』
その場の流れ?で一緒に見る事になったアリシア。その顔はいつもよりもニコニコしていた。
『さぁ、今のところポセイドンが優先ですがこの後どうなるんでしょうかね』
ブリュンヒルデ『そんなこと言って…見えているんでしょう?勝敗』
ゲル『えっ?!見えてるんすか?!勝敗!』
『ふふっ、でも大まかなものしか見えませんからね。例えば漫画だったらこのキャラクターは死ぬのか生きるのか知りたくてその未来を見るとしましょう』
ゲル『は、はぁ』
『生きる未来が見えたとします。しかしそれまでの流れが分からないんです。その流れを見るにはまた専用の能力を作り出さなければならなかったり、他の能力と組み合わせなくちゃいけないので面倒なんですよ』
ゲル『そっそれでも凄いじゃないっすか!』
『褒めていただいて嬉しいかぎりです』
能力も万能ではないと言うことだ。そんな話をしている間に試合は終わりへと近づいていた。
『さっき折られた刀が二つに?!』
ゲル『フリストお姉様…よかった本当に終わりかと思ったっスよ』
そう言いながらゲルは膝をつけていた
ゲル『でも…どうして折れた神器が二刀に』
ブリュンヒルデ『あれこそ戦乙女五女「フリスト」の特性__その名に宿し能力は…
震える者!!
そして
轟かす者!!
フリストは二つの名が同居する唯一の戦乙女!!』
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このままきりのいい所まで行こうとすると文字数が超えるのでここまでしておきました。進みが早くてすいません。アリシアの試合を早くしたいのでアリシアの試合が終わったらちゃんとやろうと思います。
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伊織(プロフ) - 差し出がましいのですがカラスの名前は白いのが「フギン」黒いのが「ムニン」です! (2023年1月29日 18時) (レス) @page21 id: f7b48c76f8 (このIDを非表示/違反報告)
憑喪姫(プロフ) - 名前は固定ですか(´TωT`) (2022年5月14日 11時) (レス) @page2 id: a6e4edb5ec (このIDを非表示/違反報告)
密ひっちゃん(プロフ) - 始皇帝との絡みてぇてぇ(拝み) (2021年12月26日 23時) (レス) @page23 id: 7184d5a9cb (このIDを非表示/違反報告)
ルーさん - 個人的には番外編として全部見たいです (2021年12月15日 11時) (レス) @page9 id: 77b32cf51f (このIDを非表示/違反報告)
ルーさん - 素晴らしい作品ですね!お体に気を付けながらも更新頑張って下さいね! (2021年12月14日 10時) (レス) id: 77b32cf51f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年11月18日 20時