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５８ NJ ページ8

グクがICUに運ばれ、

テヒョンとユンギがクリーンルームに移動。

休みのAを呼ぶことに大きな抵抗はあったが

かなり深刻な問題だった。

そして、そこにまだ残酷な運命は度重なる。

｢救急患者受け入れです。

26歳、男性。

ビルから飛び降り、意識不明の重体です。

車内で1度心肺停止、呼吸状態下がってます。

持病疾患のある患者です。｣

救急にいてこんなこと当たり前かもしれない。

でも、救急車から降りてきた彼は

僕の知っている人だった。

｢、、、ｯｯジンくんｯ…。｣

｢出血ひどいです。

先生、輸血します!!｣

｢ｯ…待ってください。

彼は遺伝子性の血液疾患患者です。

合わないのを輸血すると

脳に障害や後遺症が残ります。｣

｢ナムジュン先生、

遺族への連絡してきます。｣

｢いや、大丈夫です。

あとで僕からしておきます。

彼は僕の友人ですｯ。｣

Aが泣く姿が脳裏に浮かぶ。

また苦しむんだ。

…Aにあいたい。

Aの為に助けないとｯ、、、。

ジンくんの病気はたくさん調べた。

処置の仕方は分かっている。

3時間にも及ぶ処置を終え、

あとは意識が戻るのを待つだけ。

外傷は酷いが時期治るものばかり。

ではない、｢飛び降り｣

自殺未遂か？事故か？

早く起きてよ。

また、大好きな妹が泣くよ。

たくさん教えて欲しいことがあるのに…。