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６３ ページ13
『、、、ｯん。』
よく寝たよく寝た、回らない頭でいつもどおり起き上がると
左手には見慣れた点滴。
え？刺されてるの私？
軽くパニックになれば、見渡す限り白い部屋だと気づき
ここが病院だと理解した。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
｢おはよ〜A先生。｣
ユリさんだ。
『…みんなは？』
そんな私の一言目に大きなため息をついたユリさん。
｢人の心配する前に自分の心配。
寝てなかったの？食べてなかったの？
数値異常なんだけど？3日間は入院だからねｯ。｣
あ、怒ってる。
医者の自分が体を壊すなんて、、、
ユリさんに何回も言われていたのに、、、
悔しくて、情けなくて、不甲斐ない自分に腹がたって
ただユリさんの腕の中で泣くことしか出来なかった。
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osushi - 初めまして。最近作品を見させてもらった者です。面白かったです。更新、大変だと思いますが頑張ってください。 (2022年3月10日 20時) (
レス) @page17 id: 27a4b0e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinatabocco | 作成日時：2019年5月24日 11時
