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６１ JM ページ11
ヌナが帰ってこない日々が続き、
施設から学校に行くことも増えた。
今日どうしても必要な物は家にしかない。
そう朝気づき、急いで取りに帰った。
玄関を開ければ、倒れたヌナを見つけた。
｢ｯ、ヌナ、Aヌナｯ、Aヌナｧｯ、、、。｣
何度呼びかけても目を覚まさず、
不安で手が震える中救急車を呼んだ。
小さな呼吸音と青白い顔、
細く白いヌナはより一層、細く白くなっていた。
それからどれくらい時間が経ったんだろう。
気づけば救急隊の人がヌナを運んでて、
別の救急隊の人に 僕も着いてきて、手握ってあげて
って救急車に乗り込んで…。
今は病院のベットに眠るヌナの手を握って、
あ、僕泣いてるんだ。
｢…Aヌナァｧｯ、1人にしないでｯ。｣
みんな助かると分かっていても
不安押しつぶされそうで仕方なかった。
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osushi - 初めまして。最近作品を見させてもらった者です。面白かったです。更新、大変だと思いますが頑張ってください。 (2022年3月10日 20時) (
レス) @page17 id: 27a4b0e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinatabocco | 作成日時：2019年5月24日 11時
