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５３ YR ページ3
私にとって娘のようなA
決して幸せばかりじゃなかった過去もあるが、
今誰かの命を助けたくて戦うAは立派だ。
｢A〜、今日は帰りな。
寝て無さすぎ。
食べて無さすぎ。
患者さんに心配される医者はダメだよ。
今日はゆっくり休んで、明日またおいで。｣
『でも、その間にもグクはｯ、、、。く』
私はAの言葉を遮るように言った。
｢あなたの今の顔、
グクが見たら泣くよ。
自分を大事にしないなら
医者やめな。
、、、ごめん。
…言いすぎた。
帰ってジミンと美味しいご飯でも食べるんだよ。｣
そう言ってAに5000円渡し帰らせる。
この時もう遅かったのかもしれない。
もっと早くに気づいてやればよかった。
Aが壊れてしまう前に。
患者を守るのがA先生なら、
私はそんなAを守ってあげなくちゃいけない。
私にはAを守るという約束をしたから。
、、、、、、、、、Aの母親と。
いつもそうだ。
自分より他人。
人の苦しむ姿を見て
そして、自分を苦しめる。
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osushi - 初めまして。最近作品を見させてもらった者です。面白かったです。更新、大変だと思いますが頑張ってください。 (2022年3月10日 20時) (
レス) @page17 id: 27a4b0e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinatabocco | 作成日時：2019年5月24日 11時
