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１８ YG ページ18

時計を見れば15時20分。

テヒョナはじまってるな～、とか

皆何してるんだろ、とか気になるがベットからは動かない。

でも、グクが体調悪いと朝聞いてから気になってはいた。

とりあえず隣の部屋へ、と重い腰をおろす。

静かーにドアを開ければ

案の定真っ赤な顔で寝るグクと

グクの手を握ったままベットに頭をあずけて寝るジミン。

｢お前が風邪ひくよ｣

独り言を言い、ジミナに毛布をかけてあげる。

2人の寝顔は昔から全然変わらない。

グクが来た頃はまだ3歳だった。

あまり覚えてないのはしょうがない。

ジミンとテヒョンが来た時はよく覚えてる。

一個下なのに体は小さく、いつも2人でいた。

体中が痣だらけの2人。

特にジミンの体は見てられなかった。

テヒョンを守ったから背中に傷が多いのかな、とか。

そんな体を見せたくないから風呂は別なのかな、とか。

聞きたくても聞けないことだらけで、

でも、

いつの間にか懐いてくれて、いつの間にか家族になった。

大きくなっても消せない記憶。

その分、自分が2人を愛せばいいんだ

そんな馬鹿な考えだけは未だに変わらない。