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A side
明日は約束の出かける日
蘭「この前のやつだけどどこ行きたい?」
A「えっとね、私の服選んで欲しいの」
蘭「そんなんでいいの?」
蘭ちゃんにとってはただ洋服を見に行くだけ
たったそれだけかもしれないけど私にとっては大きなこと凄く嬉しいこと
A「蘭ちゃんが選んだ服を蘭ちゃんの為に着たいの」
そう言うと彼は怪しく笑いこう言った
「可愛いこと言うじゃん、いいよ蘭ちゃんの色に染まろーな?」
私が蘭ちゃんに抱く感情は忠誠なんて綺麗なものではないかもしれない、依存?執着?
貴方が私に言った言葉は一言一句逃さず聞いていたい私と一緒にいる時の行動表情は絶対に忘れないで記憶に刻んでいたい
出来ることなら私といる時は頭の中私でいっぱいだったらいいのにな
そんな考えが頭の中を埋め尽くす
私の頭を撫でる大きな手は他の女の子の頭を撫でたのかな?誰かを抱きしめたりもしたんだろう
黒い感情がぐるぐる渦巻いて収拾がつかない
「明日楽しみだな」
そんな感情も貴方の魔法みたいな一言で消えちゃうの
私を幸せにするのも喜ばせるのも貴方
だけど悩ませたり悲しませるのも貴方
これからも貴方の言動で一喜一憂していたい
どこまでも貴方について行きたい
もっともっと、貴方に溺れて堕ちていく
私が抱く感情は、?
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作者名:ちゃ | 作成日時:2021年8月13日 20時