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その後家に帰りついた3人
くつろいでいた

竜胆はシャワー中、蘭とAはじゃれていた
正確に言うとAが蘭に絡みまくっていた

A「蘭ちゃんさ、美人だよね」
蘭「は?」
A「だって肌綺麗だし髪さらさらだし眉毛に関しては眉毛アートしてる?ってぐらい綺麗じゃん女の子?」

言わずもがなAは蘭のオタクと言っても過言ではない。蘭の取り合いで竜胆と取っ組み合いの喧嘩になることもしばしば


〜この前〜

A「蘭ちゃん!お出かけしない?」
竜胆「残念今から兄貴は俺と出かけんだよ」
秒速で答えるのは蘭ではなく竜胆だった

蘭「そうなんだよわりぃなA」

蘭が悪気があるのか無いのかわかりにくい笑みを浮かべながら断りを入れる


A「はあ?!血を引くだけじゃ飽き足らず私と蘭ちゃんの時間も取るの?弟だからっていい気になってんなよ竜胆くん!」

理不尽にもほどがある、竜胆はただ兄と出かける予定を入れていただけだ何も悪くない。でも彼女にとっては大好きな大好きな蘭との時間を奪われた、死活問題なのである

竜胆「いや俺なんも悪いことしてねえよ的外れだ」
A「的外れもくそもないわよ私の蘭ちゃん返して!」
竜胆「うるせえ兄貴は俺のだ」


謎の蘭争奪戦
私の!俺の!と幼稚園生レベルの攻防戦どう見たって茶番だ

だけど蘭にとっては可愛い弟と飼い猫がじゃれてるようにしか見えない

A「もういいよ!行ってきなよ2人でAは大人しく待ってます」


勝者:竜胆
猫は気まぐれだ、直ぐに拗ねるし機嫌も直す
この時は後者だった

あからさまに肩を落としとぼとぼと自室へ帰るA
蘭は何故か罪悪感が生まれたため約束を取り付けた

蘭「A、ちゃんとどこにも行かないで留守番出来たら今度どっか連れてってやるよ」

〜この前終了〜

4→←どうも



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作者名:ちゃ | 作成日時:2021年8月13日 20時

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