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蘭「偉い偉い、お利口さん」
A「やった!蘭ちゃん大好き!」

先程までの纏った殺気は何処へやら
蘭のもとへ駆け寄り頭を撫でてもらっているのは飼い猫ではなく忠犬という表現の方が合っている

竜胆「俺が言えることじゃねえけどお前躊躇ねえよな」

A「だって蘭ちゃんにとって邪魔な奴等は私にとっても邪魔だから消すだけだよ」



そう、Aは基本蘭が全て
暴力を振るう実父、見て見ぬふりをする母
そんな家族から救ってくれた2人

特に蘭には心酔しており、蘭が褒めてくれれば蘭が喜んでくれるならなどAの世界は蘭中心
血を引く竜胆も慕ってはいるが優先順位は比べる必要もないほど蘭が上だ。

竜胆「お前俺はどう思ってんだよ」
A「蘭ちゃんが大切にしてる弟だから慕ってるだけ
蘭ちゃんが竜胆くんのこと捨てたら私も捨てるよ」
蘭「安心しろ竜胆捨てねえから、笑」

蘭に抱きつきながらそう吐き捨てるように言ったAは呼び名の通り主人に執着する猫のようだった

どうも→←1



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作者名:ちゃ | 作成日時:2021年8月13日 20時

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