ボクの妹 ページ2
mfmfside
ピピピピッピピピピッ
「っ…」
無機質な機械音で目が覚める
「もう朝……」
昨日も夜遅くまで作業をしており、寝たのが多分2時間前
アラームで起こされまだ疲れの取れ切ってない体を無理矢理起こす
「朝ごはん何しようかな」
重たい足取りでキッチンへ向かい朝食の準備をする
味噌汁などもたまにはいいかと考えたが結局朝から手間はかけてられないということでコーンフレークと食パンでサンドイッチを作ることにした。
僕用の食パンを2等分にして適当にレタスやハムを挟み、妹ように食パンを4等分にして簡単に食べられるミニサンドイッチを作る
「いろはにぽてとおはよ〜」
もちろん猫たちのご飯も忘れない
そうして準備出来た朝食をリビングのテーブルに並べ、妹を起こしに行くのが僕の日課
「Aおはよ〜」
『んぅ…』
軽く身体をポンポンっとして声をかけてやると微かだが反応は返ってくるが、無理に起こすと朝からギャン泣きされるのでなるべく落ち着いて起こすようにしている
「朝だよ。ご飯食べよ？」
「今日は朝ごはん全部食べられるかな〜？」
そう話しかけながら妹の体を抱き上げると案の定グズってしまった
『ふぇぇぇぇぇっ…！』
朝は妹の機嫌も悪いことが多く寝起きは大体泣かれてしまう
ギャン泣きされるよりはマシなので優しく背中をトントンしてやりながら自分の身体をゆりかごのように揺らす
ある程度妹が落ち着いてきたら抱っこしたままリビングへ。
僕の妹は自閉症を持っていて、実年齢は18歳だが実際の脳の年齢は3歳の子とほぼ同じである。
ほとんど喋れないが人懐っこく、よく笑ってよく泣いてよく怒る笑顔が可愛い僕の天使。ありがたいことに周りの友達もみんなAを可愛がってくれるので毎日楽しく暮らせている
そんなボクと妹の少し賑やかな日常、覗いて見ませんか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 464人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2022年5月25日 17時) (
レス) @page11 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - またリクエストお願いします！そらまふとお買い物するお話と、坂田さんと一緒に遊ぶお話が見てみたいです！よろしくお願いします！ (2021年3月12日 22時) (レス) id: 2b0a425061 (このIDを非表示/違反報告)
りろ(プロフ) - 紫音さん» そう言っていただけてとっても嬉しいです！リクエスト、是非お待ちしております(´ｰ｀) (2021年3月11日 22時) (レス) id: 1644496748 (このIDを非表示/違反報告)
りろ(プロフ) - かりんさん» はじめまして、リクエストありがとうございました！投稿させて頂きました。気に入って頂けたら幸いです……！ (2021年3月11日 22時) (レス) id: 1644496748 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - りろさん» ありがとうございました！素敵なお話で、読んでいて楽しかったです！また思いついたらリクエストさせていただきたいです！ (2021年3月9日 19時) (レス) id: 2b0a425061 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りろ | 作成日時：2020年12月7日 4時
