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- A side -
可愛い弟達と1度別れて自分の家に戻る。
宿舎に移動することは前々から聞いていたので、既にまとめた状態の荷物を片手に取った。
防弾少年団、これからみんなでどんな道を歩むんだろう。
家を出る前に携帯を見ると、通知が2件。
さっきカトクを交換したテヒョンとジミンからだった。
[家の前にいるよ]
がジミンから。
[まだー？]
これはテヒョンから。
なんだかこれからが楽しみすぎて思わず笑ってしまった。
アンチとか、サセンとか、これから私たちが見ていくものは必ずしんどいものだったりあるだろうけど。
楽しいことも嬉しいことも悲しいことも辛いことも全部含めて、みんなで分かちあっていきたい。
鼻歌交じりに携帯の電源を落として玄関を開けた。
私に向かって手を振るふたり。
家の鍵を閉めたことを確認して、2人に駆け寄った。
『待たせてごめんね、行こうか。』
「ヌナ、荷物それだけ？」
『うん。これから増えていくかなって思って。
とりあえず必要最低限なものだけ。』
ジミンに投げかけられた質問にそう答えてよしよし、と頭を撫でる。
嬉しそうに微笑むジミンは、笑うと目が細くなる。
なんか猫みたい、私が笑ったことに気づいたジミンが首をかしげた。
「ジミンばっかずるいー」
『ごめんごめん、タクシー来たし早く行こう』
拗ねるテヒョンの様子も可愛くて、よしよしと同じように頭を撫でる。
あっという間に機嫌が良くなって、安心。
私もうこの2人の扱いを掴んだかもしれない。
タクシーに乗り込んで、宿舎の場所を運転手さんに伝える。
「…ヌナ、気になってたんだけどそのピアスは？」
ジミンが右から問いかけてきたのは、ピアスについて。
私の両耳で揺れるのは、雪の結晶のピアス。
透明なガラス細工だから結構気に入ってる。
自分が得た初収入で買ったの、なんて伝えたら、そっか、いいね。ってまた笑ってくれた。
はぁ、うちの弟可愛過ぎない？
『悪い虫が着いたら言ってね、2人とも。私がすぐ退治してあげる。』
「何言ってるのヌナ？」
「ヌナかっこいい!!」
首を傾げるジミンと左どなりから私に抱きつくテヒョン。
タクシーの運転手さんがくすくす笑ってる。
私の言葉の意味を理解したのは運転手さんだけか。
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通りすがりのけーぽペン - ブイライブはチョロぐらいの時から始まったのでは？？w (2019年8月3日 0時) (
レス) id: c9f5623b9f (このIDを非表示/違反報告)
ぴよん - ぁああ！！ めっちゃいいいいい！！ おんに！頑張ってぇえええ (2018年12月15日 19時) (レス) id: 01462886f4 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - いちごミルク1010さん» ありがとうございます!!すみません、登場人物が男だらけなので、素で間違えてました笑修正済みですので、これからもよろしくお願いします (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - 優子さん» 読んでくださりありがとうございます!!誤字指摘嬉しいです (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - ハナさん» 初コメありがとうございます!!頑張ります (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森風 x他1人 | 作成日時：2018年11月22日 16時
