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- A side -
私がソロを撮る時間が来た!!
朝にグギの所によったら予想以上に喜んでくれた。
途中で別のソロシーンを撮るためにテヒョンも参加したけど…。
さて私はどこにいるかと言うと、すんごい治安が悪そうな路地裏だよ。
ボロボロな服に、ぐしゃぐしゃの髪、首には重々しい首輪。
これが何を意味するのか、それはもう少し先で知ることでしょう。
建物の外からアクション、という声が聞こえて役に入り込む。
とある人から逃げる途中、建物の扉を体当たりするように開ける。
さっき目薬いっぱいさしといてよかった、目から涙を流してそれを必死に拭きながらカメラに向かって走る。
度々後ろを気にしながら走っていれば足を滑らせて、体に傷ができる。
それでも捕まりたくなくて走る。
「カットー!!お疲れ様です〜」
『はぁｯ…はあ……、こんなに走ったの久々だな。』
涙を拭って髪を少し整える。
すると前から知った顔が近付いてきた。
『あれ、ナムジュンどうしたの？』
「僕夜からなので、ヌナの演技勉強しに来ました」
へら、と微笑みながらそう言葉を投げて歩み寄ってくるナムジュン。
あらセクシー…さすが座右の銘が[セクシーに生きよう]なだけあるね。
心の中で謎の関心を感じたことを自覚しつつそっか、と返事をした。
目の前まで来たナムジュンは、私のグシャグシャな髪が気になるのか、眉間に皺を寄せながら私の髪を整え始めた。
まだ撮り直すからまたグシャグシャにしちゃうのに…()
「ヌナは綺麗な髪なのに」
『これかつらだよ？』
「それでも綺麗です」
『似合ってるってことなの？』
「…うーん、まぁそういうことにしてください」
『なにそれ』
それでもなお髪を整え続けるナムジュンと他愛のない会話をしていると、メイキング映像を撮っているカメラマンのカメラが近付いてきた。
[あなたの演じる役は？]
そんな質問をされて、ナムジュンは空気を読んで少し離れた。
『私の役は結構複雑で…みんな複雑なんですが、このトラウマは自分が原因である部分もあるので、それが余計に心に残ってしまうというか…どうしたらいいのか分からない、底知れない不安からずっと涙を流していますね。』
それからしばらくインタビューが続いて、明日はグループシーンの撮影、楽しみだと伝えた。
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通りすがりのけーぽペン - ブイライブはチョロぐらいの時から始まったのでは？？w (2019年8月3日 0時) (
レス) id: c9f5623b9f (このIDを非表示/違反報告)
ぴよん - ぁああ！！ めっちゃいいいいい！！ おんに！頑張ってぇえええ (2018年12月15日 19時) (レス) id: 01462886f4 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - いちごミルク1010さん» ありがとうございます!!すみません、登場人物が男だらけなので、素で間違えてました笑修正済みですので、これからもよろしくお願いします (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - 優子さん» 読んでくださりありがとうございます!!誤字指摘嬉しいです (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
森風(プロフ) - ハナさん» 初コメありがとうございます!!頑張ります (2018年11月24日 7時) (レス) id: 86c22664d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森風 x他1人 | 作成日時：2018年11月22日 16時
