女子の闇

憧れの先輩 ページ10

ーーーー放課後ーーーー


私｢はぁ。なんで呼ばれたんだろう……｣


錆び付いた階段を登り、屋上へのドアを開ける


ガチャ


私｢平井先輩……もう居るかな？｣


平井｢あ、さとうさん！｣


私｢平井先輩…何か用ですか？？｣


平井｢……あのね｣


私はなぜか緊張していた


私｢……｣


平井｢僕……ずっとさとうさんの事好きだったんだ！付き合ってください！｣


私｢……！｣


突然の言葉に私は唖然。


平井｢急に……ごめんね？｣


私｢……いえいえ！ただ…驚きました。すごくかっこよくて、なんでも出来る平井先輩が…どうして私を選んだのか……謎です笑｣


平井｢ははは……｣


私｢答えは…………よろしくお願いします｣


平井｢…………！｣


先輩の顔が一気に明るくなった


こんなにかっこいい人との青春…


そう考えると私も心が踊っていた


その後の授業も頑張れた


その時は……ね


ーーーー翌朝ーーーー


私｢おっはよー｣


しおり｢あきなぁ！！！！｣


物凄い勢いでこっちに向かってくるしおりに私は慌てる


私｢何！？どうしたの！｣


しおり｢ちょっと！平井ってやつヤバいやつだよ！！！｣


私｢は…？｣


しおり｢あいつ！3人の女子と付き合ってるんだって！｣


衝撃の事実に私は言葉を失った


しおり｢あきなと、5組の西田さんと、1組の河本さんらしいよ…｣


私｢何よ…！それ！！｣


怒りで私は支配された。


私(絶対に許さない。)


11話へ続く

3人の女と1人の男→←青春

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す