女子の闇

マリーに伝えなきゃ！ ページ34

コンコン


愛希奈｢マリー、私だよ。入ってもいい？｣


マリー｢うん！いいよ！｣


マリーはこんなにも明るい声で返してくれた


ガチャ


マリー｢どうかしたの？｣


愛希奈｢あぁ…えっと…マリーに確認したい事があって……｣


マリー｢いいよ！ ルナーーー！！｣


ルナ｢はい。妹様、愛希奈様｣


マリー｢紅茶を入れてちょうだい｣


ルナ｢はい、すぐに。失礼します｣


ガチャ


愛希奈｢で、確認したい事って？｣


愛希奈｢あぁ…えっと…マリーの能力についてなんだけどね｣


マリー｢…………私の能力？あぁ…愛希奈。私はちゃんと分かってるよ。本当は封印した方が良い危険な能力……｣


愛希奈｢……そっか。ちゃんと分かってたなら私は安心なの｣


マリーの見た目は子供だけど、ちゃんと大人な考えを持ってる


ラーズにそっくりだ


マリー｢お姉様に言われたんでしょう？なんでお姉様が言いに来ないのかな…？｣


愛希奈｢家族内だとなんらかの喧嘩になるかもしれないからって言ってたよ？｣


マリー｢……！？｣


愛希奈｢どうしたの？｣


マリー｢お姉様！ひどい！｣


ガチャ！！


マリーは走って部屋から出て行ってしまった


愛希奈｢何か傷つく事言っちゃったのかな…｣


愛希奈はものすごく不安になった

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