もしも私が消えたならと言ってみた シルクver. ページ7
シルクロード目線
「ね、もし
私が消えたらどうする？」
シ「はあ？」
ある日の冬の、突然の言葉だった。
二人でいつも通り過ごしていた時、
ポツリとこぼして尋ねてきた言葉に
俺は我慢出来ず、何言ってんだこいつ的な反応を示した。
「いや、なんとなくね。なんとなくふっと思ってさ」
持ち前の好奇心で俺たちの予想の斜め上を行くことが昔から多かったこいつの事だ。
きっとなんの脈絡もなく、本当にフッと気になっただけなのだろう。
「で、どう？
まあ皆なら一年経てば前と同じになるんだろうけどさ」
…めっちゃ気になることを言ってきたがまあ放っておこう。
早く、と言わんばかりの表情で俺の答えを待っているAを横目に考えてみたけど
いくら考えても答えは同じで。
.
.
.
.
.
.
.
シ「解散する」
「…え…」
シ「だから、フィッシャーズ解散するって」
何度考えてもこれ以外は変わらない。
「いや、いやいやいやっ
なんでよ！普通私がいなくなっただけでそんな…」
シ「お前がいなくなったからこそだろ。
お前の代わりなんていないし、俺たちにそんなもの必要ない」
「っ……」
編集をしていた手を止め、Aの顔を見ると
複雑そうな表情を帯びていて。
「…もし、消えたら…
すぐ忘れてくれていいのに」
その言葉で気づいた。
こいつ病んでるな、と。
Aが病むのなんて珍しくもない。
年に何度かはあることだ。
人一倍誰かに認めてほしくて
誰にも自分を忘れてなんて欲しくないくせに
口では逆のことを言い出すどこか天邪鬼なAを
俺たちは愛おしくて仕方がない。
シ「それを考えるより、今度の企画考えよーぜ！
ンダホに何ドッキリするか」
「ドッキリ前提なんだw」
お前は必要だって、不安な時は言ってやるよ。
お前が俺に
甘えたらいいと、そう言ってくれたように。
俺だって何度でも言うから。
「うーん…何がいいやろ…」
シ「やっぱ電撃じゃね？w」
生きていてほしいと、俺達の本当の言葉が
Aの心に伝わるまで。
───
シリアスすいません、ちょっと書きたかったの…
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ゆき - 女の子の日にココアやコーヒーはだめだよ (2021年3月14日 22時) (
レス) id: 327d12f359 (このIDを非表示/違反報告)
果汁グミ もきゅもきゅ - モトキ（先生）いいこと言いますね…。思わず泣いてしまいました。生きるっていいですね (2020年7月15日 20時) (レス) id: d8c098f262 (このIDを非表示/違反報告)
朱呵 - あれ？全部みたら、足元が赤くなってました(笑)素敵です！頑張って下さい！！(*^^*) (2019年5月5日 14時) (レス) id: b3be7eceb4 (このIDを非表示/違反報告)
キノコ(プロフ) - ヤバいヤバい、ぺけたんがかっこよすぎて、禿げる。何なんですか、この小説私得過ぎて禿げるんですけど！（逆ギr((殴 失礼しました。本当はめちゃくちゃ尊敬してます！！！逆ギレしてすいませんでした！！！土下座( ﾉ;_ _)ﾉ (2018年12月30日 20時) (レス) id: a195972a5a (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます！！わかりました！ただあまりラブライブ自体詳しくはしらないニワカ者ですので、そこはご了承ください… (2018年9月15日 7時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2018年1月25日 19時
