[短編集]色んな愛[実況者][完結]

34　嫉妬＿レトルト ページ36

「はああ･･･！しょまさんカッコいい･･･」







踊ってみたを映したスマホ片手、クッション片手、




両耳はいすぼくろさんのONE OFF MIND。









もう最高。









最高としかいいようがないほど最高。









語彙力ないけど人間って本当に驚いたときとか感動したりしたときって





声でない方が多いでしょ？








それと同じ原理。









本当に素晴らしいモノを言い表すことってなかなかできないんだよ。









ドヤッってるって？ドヤッってるよ。フッ。









　「笑顔いい！踊りカッコいい！！選曲も神･･･」









ソファーに寝転びながらずっとそんな感じでスマホを見ていた。









そして私は、それを漁りに漁っていたので忘れていた。









レ「･･････」









　「はああ･･･！･･･うぐ！！」









レトが部屋に来ていたことを。









　「ちょ、レト！さすがに死ぬ！！無理無理無理！！」









うつ伏せで寝転ぶ私の背中にレトが勢いよく座ってきて、









私はソファーをばんばんと叩きながら小さいながらの抵抗を見せる。が。









レ「･･････おら」









　「ぐはあ！！！」









もう一回、先程よりももう少し勢いをつけて上に座った。









　「ちょ、苦し、マジで！死ぬからどいて！！」









お腹の圧迫感が酷くて私は若干涙目になりながら、









今度はレトを叩いて懇願する。









いや成人男性が背中に、しかも勢いよくのっかってみ？









キツすぎるから。









女性はMよりが多いって時々聞くけど、私全く違うから。









N(ニュートラル)だから、ここ重要。









ワサビで歯磨きして笑うMじゃないから。←







ん？どこかの人を罵ってるわけじゃないよ？






ただこういうのじゃないよっていう例。









レ「･･･しゃーないから退いたげる」









レトは渋々といいたげにだが私の背中からおり、カーペットに座った。









おう、最初からそうしてくれ。









レトを見ると顔はザ・不満を露にしていて、何となく察しがつく。









　「妬いた？」





レ「！別に妬いてへんし！！」





頬を赤くさせて否定しても説得力皆無よ、レトルトさん。








　「ごめーんね」



後ろから抱き付きながら謝罪すると、赤くしたまま、別にって。








こういうとこ、うちの彼氏は可愛いんですよね。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ネタってなんだっけ？←

35　また＿ぼくたび→←33　大嫌い＿キヨ

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す