[短編集]色んな愛[実況者][完結]

27　初めて＿キヨ　最俺love(*´??`?)?さんﾘｸｴｽﾄ ページ28

私には彼氏がいます。








キ「うっわ･･･フジきめえ･･･」







普段は友達とバカいって、ギャアギャアと教室で煩く騒いでるくせに









キ「A･･･帰んぞ」








　「キヨ君、うん･･･！」








私と一緒にいると手を繋ぐのだって躊躇(ﾀﾒﾗ)うほど









奥手、っていうかヘタレ、なんだと思う。









昼までの勢いはどこいった･･･と思うけど









キヨ君の思いも何となく知ってるから。









　「あ、じゃあね！」









そんなことを思いつつも自分から手を繋ぐのなんて出来るわけもなく









結局何の進展も、これといった会話もなく。









キ「お、おう･･･じゃあ、また明日な」









手をふって、遠のいていく背中を見て。









何だか今日は、






無性にそのまま終わってしまうのは勿体ない気がして。









　「キヨ！」









まだ大きめの声を出したって怒られはしない六時頃とはいえ、









マンションの入り口で声が大きいのは怒られない、よね？と自分は変な心配をしていた。









が、キヨ君の方は違うことを気にしたみたいで。









キ「お、おま･･･名前･･･」







　「え･･････あ、ごめ」









今さら気づいた私はキヨ君に謝ろうとすると









途中で、手で口を覆われて言えなくなってしまう。









キ「謝んな、てか･･･」








　「うあ！」









滑らかな流れで私を自身の腕に包む彼。









こんなにぎゅうっとされるなんて付き合って初めてだった。









キ「･･･すっげえ嬉しい･･････」









多分キヨ君照れてるんだろうなー･･･って何だか嬉しくて









私はいつも抱き締められるならそのまま固まっているのだが



今日は背中に手をまわす。









少しビクッと肩が跳ねたけどそれ以上に







先ほどよりも抱き締める力が強くなった。









何だか、やっと








愛されてるなあ･･･っていう実感が出来た。









キ「･･･キスしていい？」






　「！」







上から緊張したような声で尋ねてくるから、私まで少し頬が熱くなりつつ頷く。









ファーストキスは、何だかすごく熱くて、





・





・





・

甘く感じた。


でもそれはきっと、君だから。



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ﾘｸｴｽﾄありがとうございます！
途中であれ、甘い、甘いってなんだ･･･ってちょっと迷子になってると思いますが･･･
いつもありがとうございます！

28　何処＿牛沢(彼氏ではない)　 最俺love(*´??`?)?さんﾘｸｴｽﾄ→←雑談､感謝　とばしてもおk、ﾘｸくれた方は読んでくださると嬉しかったり

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