[短編集]色んな愛[実況者][完結]

21　浮気してみた＿北ヤン.ドMさん ページ21

文章安定しないので小説の時と一緒にします！


キヨ



キ「お前さー、ばれてないとでも思ってんの？」




私がいつも通りゲームしていると唐突にそう尋ねてきたキヨ。






キヨのその言葉のわけを一応心あたりあったりする。







　「もしかして、この前の日曜日？」





駅で連れと一緒にいるときキヨらしき長身の毛先が赤い人がいた。



てか、毛先が赤くて長身っていう時点で今時キヨくらいだと思うんだけど。









あ、連れって男の人ね、会社の同僚。








キ「！ちょっとくらいも反論しねえのな」









私が否定せず話を進めたのがショックだったのか









少し悲しみを混ぜた表情をした。









嗚呼、もうかわいいなあ･･･









この表情のキヨが大好きで、ついつい告白してくる人と









お試しデートをしてキヨに見つかってほしいなあって。









だってね、キヨがそうやって私を気にしてくれるってことは









少なくとも好いてくれてるってことでしょう？









キ「･･･頼むから、そういうのやめろよ」






俺が嫉妬でおかしくなりそう、そう言ってめい一杯抱き締めるキヨに




　「おかしくなっていいんだよ」









嬉しくて、嬉しくて仕方がない私は




異常なのだろうか。





フジ






フ「ねえA、昨日駅で男の人と一緒にいたよね？






仕事じゃなかったの？」









天井と怒りが露になってるフジが視界を埋めつくす今。









家に呼ばれ入るなり突然腕を引かれたと思ったら







ベッドへ押し倒された、という感じ。









フ「あれ、浮気ってことでいいんだよね？」







言葉はとても優しげだが、声も雰囲気もいつものフジとは比べ物にならない








私の手首を掴む力もいつもより強いような気がする。









　「うん、いいよ」








私は挑発するような言葉を平然と吐き出した。








いつものように、堂々と。









フ「･･･そっか、







俺以外の人を見れるほど調教が足りなかったんだね･･･」









突如重ねた口から口内に舌が侵入してきて



卑猥な水音と漏れる吐息が私の耳さえも同時に犯していく。









フ「今日は




いつもみたい優しくすると思わないでね」








こういうときの、いつもと違う君が






特に大好きで、ゾクゾクしてしまうから。








私はまた同じことをしてしまう。


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浮気ネタ大好き(完璧にかけるとはいってない)

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