彼に餌付けされてみた*n ページ9
[彼に餌付けされてみた]
ぺいんと
ぺ「一緒に食べよ！！」
貴方にはロールケーキ、自分はプリン。温室での小さなお茶会だ。
「一口あげる」
差し出されたスプーン。ほんのり赤い頬に気付かないふりをして、貴方は慣れたように口を開く。
こちらも一口分差し出せば、流石に真っ赤になり断られた
しにがみ
し「あ、Aさん！丁度良かった、これあげます！」
掌を出すよう促され差し出せば、綺麗な紫色の飴玉。
何味か尋ねれば当ててみてください、とのこと。口に入れれば桃のような、レモンのような、林檎のような不思議な味。
ただ美味しいことは美味しい。
お礼を言えば「えへへ」と頬をかく。女性顔負けの男性だ。
因みに、この飴は実は魔法でしか作れない希少なお菓子と知ったのは後日のこと。
クロノア
ク「口開けてー、あげるー」
口を開ければすぐに放り込まれる甘い味。
カステラだと分かったのはワンテンポ遅れてから。
美味しいと感想を言えば、相手はよかったと目を細めた
『…慣れないなぁ。』
和やかな空気のまま取り残された貴方はそう呟いた。
彼ら以外から優しく扱われて、安心して食べ物を口に入れるなんて、初めてだから。
トラゾー
ト「林檎食べれる？あ、それか葡萄の方がいい？」
果物を入れた籠を漁りながら尋ねる彼。
迷っていれば結局両方渡された
「今日は美味しいものいっぱいもらったんだな」
貴方の口端をそっと撫でぽんと頭に手を置かれて去っていく
まるで子供扱いだな、お兄さんのようだとは思っていたけど。
なんとも複雑な貴方は口を尖らせ林檎を一口齧った。
＿＿＿＿＿＿
オススメ話▶悄然とした日常を、あーんしてみた
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あい(プロフ) - 初コメ失礼します〜！リクエストなんですけど良ければピロートーク的なものを書いて頂けないでしょうか…、！wとnどちらも見たいです！！！ (2月29日 4時) (
レス) id: 3236c5d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぁ - しばらく更新されていなかったので作者様のことが心配です… 迷惑になっていないでしょうか？ それならば、作者様のペースでいいので頑張ってください!!!(応援してます！) (9月26日 20時) (レス) id: 422d558fbf (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 追記失礼します！下のリクエストの追記で‼️wとnどっちもでお願いします！！ (9月15日 23時) (レス) id: e1c23eca6b (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 初コメ失礼します！よければ、「トイレ我慢してみた」お願いします！←癖が（ 、夢主がトイレ我慢してる方で、漏らすも我慢するもお任せしたいです（（（、ここの作品一番好きで、何度も読み返してます！無理しない程度に頑張ってください！ (9月15日 18時) (レス) id: e1c23eca6b (このIDを非表示/違反報告)
ふわぁ - 頑張ってください！！ (8月25日 20時) (レス) id: 422d558fbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2023年1月11日 18時
