希う日常を[ntj組][wrwrd]

宝物を壊されてみた*w ページ20

[貴方の宝物を壊されてしまった]
(基本的に宝物は総統がくれたコーヒーカップとします)





グルッペン


グ「っ、すまない」

貴方の悲しそうな顔に眉を下げてしゅんとする彼。珍しい。
自分が渡した物をそんなに大切にしてくれてると思っていなかった様子。
また新しいカップを買ってくれるし、割れてしまったカップと同じ物を作らせる。さすが総統。






トントン



ト「すまんｯｯ！！謝って許されるもんちゃうけどホンマすまん」

貴方が大切にしていた事を知っていたから。貰った日、貴方が嬉しそうに彼に話していたから。
深々と頭を下げる彼に『大丈夫やで』と言えば、彼はゆっくり顔を上げた。
『こんなんさ、また本人に強請りにいくし！気にせんで！』
けど貴方の変化に気づける彼は少なからずショックだった事を理解しているから。彼は珍しく泣きそうな表情を見せた。





鬱先生


鬱「えっ！このピアスそんな気に入ってくれてたん？」

随分前彼から貰った青色のピアス。ふと落とした拍子に踏んでしまった彼。運悪く刺す部分が歪んでしまった。
『大切にしててんけどなぁ』とぽそりと零せば寧ろ彼が驚いた
「…ごめん、今度は二人で買いに行こ？」
お揃いだったから、また今度お揃いしよう。暗に伝えてくれたその言葉に貴方は嬉しそうに頷いた





ゾム


ゾ「す、すまん…A大切にしてたんに…」

ほんまごめんな、とオロオロする彼。部屋に来て少し暴れた時、机上に置いていたそれが落ちたのだ。
貴方が何も言えずにいると「ほ、ほんまごめん…怒ってる…？」と顔を覗き込む
『ううん、そこ置いてた私も悪いし』
その言葉に少しだけ肩の力を抜いたけれど気になるらしく、数日後よく似たカップと共に彼が訪れた。
「こ、これどない…？」






シャオロン


ｼｬ「ｯｯ…ど、どないしよ…割ってもうた…」

貴方が部隊から報告を受けちょうど席を外した時、彼は持っていたそのカップを割ってしまった。パリン、という音と共に顔をサッと青ざめた彼はその場に立ち尽くした。
『シャオちゃん？…あ』
「ご、ごめんっ！わざとちゃうんやけど、落としてもうてっ！」
慌てて涙目で弁解をし始める。あまりにも必死だから、貴方は大丈夫だよ、と頭を撫でた

↓→←嫉妬させてみた*n

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す