[短編集]悄然としない日常を[wrwrd]

彼をみつめてみた *リク* ページ10

*氷雨(けゐ)さんリクエスト*
[ただ彼を見つめてニヤニヤしてみた]



グルッペン


グ「む、なんだ、何か変なところでもあるか」

彼が幸せそうにケーキを頬張る姿をニヤニヤと眺めていると、彼は少しジトリと貴方を見つめ返した
『べっつにー』
貴方が楽し気に目を細めれば、本人は一つ溜息を吐く。まるで、慣れたと言わんばかりに




トントン


ト「…なんやねん、変なこと考えてやんと手伝ってや」

貴方の様子に何かしら悪戯でも考えているのだろう、と考えた彼はまたもや書類を渡してきた
『えー、さっき終わらせたのにー？』
「文句言うんやったら他のやつに言うてくれ」
本当は、悪戯周りではなく
もう少し自分の傍にいてほしいから、なんて言えるわけもないけれど。





鬱先生


鬱「イヤン、Aちゃん僕見て変なこと想像してる！」

…誰が大先生見てそんなんするか。
すっと真顔に戻し彼の傍から離れようとすると
「冗談やん！！」と止められた
煙草片手の彼は珍しく仕事を片付け暇ならしい
貴方は一つ溜息を吐き彼の頭を撫でた



ゾム


ゾ「なあ、何かついとる？」

むっとした顔で貴方の頬をつつく彼
別にー、と貴方がクスクスと笑えばまた不機嫌になって。
ああ、なんて可愛らしいのだろうか
あまりの愛らしさに貴方はそっと彼の頬に口付けた



シャオロン


ｼｬ「なんや…また何かしたんか？」

貴方がこういう表情をしている時は
という固定観念が苦笑を溢す彼にもあるようで
お望みならしよか？と微笑めば
いやいいです、と直ぐさま首を振られた



コネシマ


コ「何ニヤニヤしとんねん」

デコピンをお見舞いされる
地味に痛くて貴方が頬を膨らませると、
すまんすまんと悪びれもない謝罪が降ってきた
『…今度落とし穴でも作ったろか』
「ゾムと作んなよ？」




ロボロ


ロ「、なんなん…めっちゃ笑ってるけど」

書類を片手に雑面の奥からジトリと視線を向けられる
『いやあ、大変そうやなあって』
「思ってるんやったら手伝ってや」
暇やし仕方ないか。
貴方が渋々と書類に手を付けると数時間で片付いた




エーミール


エ「…？」

首を傾げる彼は特に気にはしていないようだ
「なんか楽しいことでもありました？」
微笑みながら私のカップに二杯目を注ぐ彼
話を聞かせてほしいらしい
昼時のお茶会はまだ続く



ショッピ


ｼｮ「…顔なんかついてます？」

煙草を吸う彼は呆れたように此方に目線を向ける
『ううん、ショッピ君は相変わらずカッコいいねって』
「！？」
流石に不意打ちだったようで、少し顔を赤くして二度見された

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