[短編集]悄然としない日常を[wrwrd]

彼らを照れさせてみた ＊リク＊ ページ39

＊なかやさんリクエスト＊
[彼らを照れさせてみた]


グルッペン


グ「っ、お前は、本当に…」

彼の耳元で愛を囁くと、突然そんなことをされると思っていなかったようで。
久しぶりに見た彼の照れた顔。
溜息をつきながら頭を抱える姿が酷く愛おしい
くすくすと笑うと、不意に腕を引かれ
気づけば彼の膝の上にいた
「悪戯をしていいのは
仕返しされる覚悟があるやつだけだゾ」
不敵に笑う紅が貴方を捉えた



トントン


ト「っ、だから、男にそんなんしちゃいけません！！」

彼の手を引き不意をついて口付ければ
真っ赤に染まる彼の顔。
可愛いと笑えば何とも悔しそうだ
これだから彼を揶揄うのはやめられない。
愛おしさが溢れるまま愛を囁きまた口付ければ
流石の彼も抗する為の言葉が出ていなかった



鬱先生


鬱「ち、ちょっ、待って！？今日どないしたん！」

愛を何度も囁いていれば、こんなにストレートな愛情表現は久しぶりだと顔を両手で隠してしまった
彼がここまでタジタジになっているのも珍しい
『かわい、そういう所も大好き』
彼の指に指を絡め触れるだけの口付けを贈れば
顔を真っ赤にさせ、生娘のような反応を見せた



ゾム


ゾ「ま、待ってクレメンス…」

今は顔を見るなとフードを深く被る
しかし隠しきれていない肌はとても赤い
『隠さんといてよ…見せて？』
顔を覗き込み、少し無理矢理目を合わせれば
更に顔が色付いた。
本当に愛らしい。貴方はふっと笑みを零した



シャオロン


ｼｬ「あ、う…なんやねん…顔見んといてや…」

その場に蹲(うずくま)り顔を伏せた彼
熱そうな耳元に触れれば彼は驚き、思わず尻もちをついた
「ど、どこ触っとんねん！！」
別に変な所は触っていないのだが…。
語弊の生まれそうな言い方に吹き出した貴方は
彼の頭を撫でてまた微笑んだ

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